2008年12月18日

有りえそうで恐ろしい話

フィクションですが、コレを書いているのが本物のドクターだと思うと、かなり身の毛もよだつ話。

久々に、現実的なスリルを味わう話です。

破裂

でも、厚生労働省の方々の弱者に優しいとは言い難い、年金とか介護保険とかの対応を見ていると本当にこう思って行政を進めているのではないかという危惧が。

これから読む方の邪魔をしたくはナイのですが、〈プロジェクト天寿〉の発想には参りました。

「役立たずの年寄りは、早く死ね」という発想を持った官僚が存在してもおかしくナイ状態に今の日本はなっているのかも。

年金もなるべくは払いたくないし、生活保護もなるべく打ち切りたい、診療報酬や介護報酬を少しでも減らしたいというのが、御意向なのでしょうか。

こういう話を読んでいると、タメにはなるものの、絶望的な気分になります。

ともあれ、人間にはミスは当然あるというコトだけは事実です。タダ、それにしても程度の問題もあるでしょうし‥‥

なるべく、病気にならない努力をしようと思うには、正に画期的な一冊だと思います。逆説的な言い方ですが。

病気になったら、病院で治してもらえばイイやという、お気楽な考え方の持ち主には、ゼヒ一読して欲しいですね。
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この記事へのコメント
かなりむかしの話しですが、某大学病院に入院していると窓の外から犬の鳴き声が聞こえてきました。
毎晩、悲しそうにないていましたよ。
実験台にされることが判るんですね。

映画「陰日なたに咲く」を見ていて思いついた詩です。
Posted by 俊樹 at 2008年12月19日 17:40
俊樹さん、犬も察知するんでしょうね。

しかし、下手するとペットの犬以下の生活を、弱者と呼ばれる老人達はせざるを得なくなってるかもしれません。

国民に肉類を食べさせて、肥満させて長生きさせなくする政策が採られていると言われても、「そうかも」と頷きそうですし‥‥
Posted by koyuri at 2008年12月19日 21:10
 
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