2009年01月05日

血の通わない政治に決別を

ニュースを読んで、本当に呆れてしまったのだが、一体、こんなに弱者に対する思いやりが不足している政治家がトップに居て、日本は大丈夫なのかと思うのだが、行政の対応が遅いだけでも問題だと思うのに、逆に開き直るという姿勢には全く呆れる他ナイ。

総務省の仕事始め式で、総務大臣政務官が仕事や住居を失った労働者らが宿泊していた日比谷公園(東京都千代田区)の「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」と述べただけでナク、派遣村の活動について、「40年前の学生紛争の時に『学内を開放しろ』『学長出てこい』(などと学生らが要求した)、そういう戦略のようなものが垣間見える気がした」とも述べたそうだ。

最早、ココまで弱い者に対して不感症だったりすると、何をかいわんやなのだが。

こんな人が総務省の上に居るのでは、定額給付金も愚策だけでナク、経費ばかりが増大する変な施策になるコトは間違いない。

それでも、やりたいと与党は言っているらしいのだが、世の中に住む場所も仕事もナイ人が大勢存在しているという心理的圧迫を少しも感じずに、逆に貶めるというのだから呆れるばかり。

こういう人々だからこそ、平気で労働者を正規雇用から非正規雇用へと誘導し、日本という国の基盤をメチャクチャに出来るのだろう。

職がナクて困っているいる人に対して、「やりたいコトを見つけなくては‥‥」などとトンチンカンの説教をしていた総理の頭の中も、類似なのは間違いナイだろう。

多くの御客様が「本当にお気の毒」と感じるモノを、邪心が溢れている眼で見ると、そういうとしか見えないのだろうか。

心理学では、「選択的に人間はモノを見る」とは言われているが、邪な心で見ると、全てが邪悪にしか見えないのだなと改めて感じた。

この冬空に、誰が喜んで野宿などするものか。そんなコトすら、考えられない人達に血の通った政治など、望むべきもナイが、それにしてもヒド過ぎます。
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