2009年01月28日

民営化の本当の狙いは?

結局、甘い汁を吸えるからなんじゃないかと思うニュースがありました。この前にも少し書きましたが、もっと驚きの裏がありそうですね。

旧日本郵政公社が民営化の前に、宿泊施設である簡易保険加入者福祉施設(かんぽの宿)や郵便貯金周知宣伝施設を、建設費より格段に安い価格で売却していたことが、日本郵政が民主党に提出した資料で分かった。収益性が悪いために簿価を引き下げ、それを基に売却額を決めたためで、わずか1万円で売却されたかんぽの宿もあった。
 
日本郵政は同日の民主党総務部会で、オリックス不動産への一括売却を決めたかんぽの宿70施設の整備費は2402億円だったと説明。鳩山邦夫総務相は、この70施設の売却額109億円は安過ぎると主張している。郵政宿泊施設の安売りは民営化前から続いていることになり、改めて議論を呼びそうだ。


多少抜粋してますが、過去の国鉄の売却の時も、国鉄が所有していた国有地を安く払い下げて貰って、得をした一部の存在があったのですから。

民営化というと、素晴らしいコトという刷り込みがありますが、国鉄だって確かに赤字は出さなくなったかもしれませんが、国鉄が所有していた資産は全てJRの物になってしまったワケで。

そして、巨額の負債はホトンド国民負担。そして、巨額の年金もチャンと今もOBの方々は受給されているのです。

確かに、乗客に対する対応は良くなりましたが、それだけで国民に負担のツケが回されたのと相殺されたのでは、万事メデタシだったとは言えません。

おそらく今回の「かんぽの宿」問題も、この調子では二の舞になりかねないと思います。なので、皆様も自分の懐から出費を増やしたくないのであれば、他人事だと思わずにしっかりと目を光らせるべきなんでしょう。

ちょっとした目くらましで、安心していると実は大変なコトになるという気がします。
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