2009年03月04日

景気の減速に歯止めは掛かるのか?

定額給付金は結局、衆議員で再可決されたのだが、本当にそのお金で景気は回復するのだろうか?

日立製作所は、毎月、平日の1日を無給の休日にする方針を労働組合に提案したことを明らかにした。人件費削減が目的。国内の全社員約4万人が対象で、4月から来年3月まで実施したい考えというニュースや、帝国データバンクが約1万社を対象とした雇用動向調査で、45・9%の4900社が2009年度中の正社員(新卒と中途)採用を見送る方針であるというニュースなどを考えると、何だか本当に不安になる。

本日の御客様の中のお一人も、夫婦双方の実家の親から、代わる代わる「大丈夫なの?」という問い合わせがあったりして、逆に不安になるなどとおっしゃっていた。

「年金も貰えるかどうか不安なので、中々お金が使い辛い」ともおっしゃっていたのだが。

丁度、その話の前後に読んでいたのが、

敗者復活戦

かなり好きな作家ではあるものの、今回の一番のマイナス・ポイントとしては、やはり世代的にどちらかというと、「女は男を立てるべし」という主張が強いコトなのだが、とりあえず女性が専業主婦として暮らすコトが簡単に出来たある意味幸せな世代の方なので、それも仕方ナイかと、そちらは置いておくとして、老後に対する人生の考え方には、考えさせられるコトがとても多い。

アルコール依存症に対する警告とかも、素直に実感として感じられる方も多いと思うし。

幸せの価値基準がかなり変化しているというコトもある。例えば、昔より家事が電化され、省力化されてはいるものの、ソレに対するコストも増大しているので、女性も家にいるだけでは家計が間に合わないからと、外で仕事をする必要性も増大していて、結果、結局は忙しくストレスのある毎日を送っているのではないかとという話を昨日は別の方と話したりもしたので‥‥

かなり一生懸命コツコツと積み上げたとしたコトも、外圧で一瞬にしてダメになってしまうというコトが、明らかになって来てしまったこの時代を生き抜くタメには、出来る範囲での努力は必要かもしれないけれど、無理なコトはなるべくせずに、今日一日を楽しく過ごすコトに注意を払い、日々安泰を感謝する方が精神衛生上良いのかもしれないという話で終わった。

人生は上を見ても、下を見てもきりはナイのだし、自分の出来る範囲で幸せに生きる努力こそが結局大事なのかもしれない。戦前・戦後の大変な時代と比べれば、明日の生命をも危ぶまれるコトは少ないのだし、自分達の議席のコトばかり考えている政治家などに自らの生活を破壊されナイ様に、自衛して生きる他ないのではないかとも思う。

例え、このまま景気が悪化したとしても、生き抜こうという気持ちの有るかナイかで、人生の希望も左右される様に違いない。何はともあれ、『前向きに生きる努力が必要だな』と再確認しました。
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この記事へのコメント
定額給付金、決まりましたね。
小泉さんの乱闘は一体なんだったの?と言った感じです。
余分な税金が随分使われた国会です。

Posted by 俊樹 at 2009年03月05日 13:38
最近ではほんとにイイ話がありませんよね。
景気が大きく悪くなってまいりますと世の中全体が暗い感じになり不安感も増してきます。
人間、上り調子の時はいいのですが落ち目の時には悩みます。
私はかって商売を倒産させた時、苦しみそしてもがきました。
koyuriさんおっしゃるように、その状態を自分自身が受け入れることに尽きると思います。
Posted by takachan at 2009年03月05日 17:40
俊樹さん、そういう国なんですよ。日本は。

将来の、増税の時に備えて不本意ですが、定額給付金を貰って生活防衛するしかナイですね。
Posted by koyuri at 2009年03月05日 21:03
takachanさん、受け入れるしかナイですよね。

世の中の景気・不景気に関わらず、人間は生きて行くしかナイのですから。
Posted by koyuri at 2009年03月05日 21:04
 
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