2009年03月16日

被害が続いてからでは遅過ぎる

と思うのが、高速バスの炎上事故。去年も大津市の名神高速道路上り線で、今日の朝早くも静岡県牧之原市の東名高速道路上り線で、バスが全焼したという。

幸い人的な被害は無かったみたいだが、夜行バスで寝ている途中にバスが燃え出すなんて、メチャメチャ怖い。

近くにサービスエリアがあったので、停車して避難し全員無事だったそうだが、高速道路上で火を噴いたらと思うと怖くて仕方ナイ。

二台も全焼したからと、国交省は今回の事故を受けて同型のバスの運行を中止する様に指示したそうだが‥‥

高校の物理の名物教師が、授業に遅れて来た生徒を怒ってから、「それでも、一度目だから許す。だけど、二度目からは絶対に許さない。人間だから間違いは誰にもあるが、間違いを二度繰り返すのは、人間のクズだ」と言ったコトは、未だにしっかり覚えている。

確かに、『人間だから失敗するので、失敗しないのは神の領域だと思う。しかし、だから失敗しても許されると思っていたら、進歩はナイ』その時にそう考えて、失敗は繰り返さない様に努力してきたつもりだ。

という点から考えると、少なくとも、人命を預かる公共交通機関でこうした事故を二度繰り返すのは致命的かと。

一度、問題があった場合は徹底的に問題を掘り下げて調査し、二度目の失敗は防ぐべきだ。

結果的に、誰も怪我をしないで済んだみたいだが、ソレはあくまで幸運が繰り返されただけだ。

幸運を期待するというコトは、個人的な問題の場合は賛成だが、プロの仕事となると幸運を計算に入れたのではマズイ。

タクシーやバスなどの規制緩和で経営が大変になっているコトなど、公共交通機関に逆風が吹いている。

規制緩和を再び強めるというのも、一つの方法かもしれないが、とにかく安全性の徹底というコトが大切だと思う。

少なくとも、車両の安全性と、運転する方々が健康的な日々を暮らせて、普通に生活出来る程度に安全になるタメのコストは、我々消費者も負担すべきではないだろうか。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

 
にほんブログ村 健康ブログへ