2009年04月12日

ダムは最大の利権なのか?

森田健作と言えば、我々の世代は「俺は男だ!」というTV作品がスグに思い浮かぶだけに、義侠心の熱い方と、ツイ反射的に思ってしまうクセがあるのだが、選挙の時に「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」の代表を務めながら、知事選の法定ビラなどに「完全無所属」をうたって当選。同支部は2005、06年に当時の政治資金規正法で禁止されていた外国法人などの持ち株比率が50%を超える企業から計980万円の寄付を受けたとのニュースを読むと情けない気持ちで一杯になる。

「正々堂々」というのが売りだと思っていたのに裏切られた気持ちだ。その上、八ッ場ダムを推進するというコトで、アクアライン値下げ国交相に理解求めたというニュースまであると、国交省はダムを造りたくて造りたくて仕方ナイんだろうなと思う。

長野県は、「脱ダム宣言」をした田中康夫知事が現在の知事に敗れて以来、「ダム推進」の流れが出来ている。

特に、長野市の浅川で計画されているダムは、ダムが必要かどうかも問題の争点になっているが、何よりも地層が脆いので下手をすると決壊の危険性すら指摘されているのだ。

しかし、地盤が脆いというコトは、工事をし出してから続々と追加工事が可能という場所でもあるというコトだ。

当初予算を少なく見積もっておいて、着工してから「危険性があるので」などと地盤改良などの予想された工事を、想定外の工事として発注し、工事の総額をドンドンと膨らませるコトが出来るという、公共工事大好きな方々には、とても旨味がある場所というコトになる。

何としてでも、ダムなどの巨大工事をして、政治利権を拡大させたいと思っている勢力が、日本にはとても多いに違いない。秋田県知事選挙も自民党の推薦した候補が勝利しそうだが、北朝鮮がミサイルなのか人工衛星なのか、未だ不明の物体を秋田県の上空を通過させて発射したコトとの因果関係が無ければ良いのだがと、うがった見方をツイしてしまう。

権力のタメならば、何でもありそうなこの御時世なので、つくづくとイメージに惑わされると危ないなと思う‥‥
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この記事へのコメント
恐ろしい話ですね。現状をみれば日本という国は段々パイが小さくなっていくのは明らかで、一時的な公共事業をしていても先行き真っ暗なのは変わり内と思うのですけど、そういうことはあまり考えられないのでしょうか?今は必要だ必要だと言っても、それらが完成したころには必要なくなっているなんてことにならなければいいのですけどね。
Posted by 鍼医K at 2009年04月13日 00:21
>>権力のタメならば、何でもありそうなこの御時世なので、つくづくとイメージに惑わされると危ないなと思う‥‥

まさにそれです。あなたのような方がたくさんいれば世の中は必ず良くなります。
Posted by とり at 2009年04月13日 06:24
鍼医Kさん、日本は正にタコが自分の足を食べている状態になって来ていると思います。

既に必要じゃないと判っているのに、必要だと言っているトコもあるのですから、完成した時にはトンデモナイ金食い虫だったと気付くのかどうか‥‥実に世も末ですね。
Posted by koyuri at 2009年04月13日 20:09
とりさん、お褒め頂き有難う御座います。

確かに、何時かは「世の中は必ず良く」なると信じなければやってられない社会ですが、どうしても「本当に大丈夫か」という疑念が拭えません‥‥
Posted by koyuri at 2009年04月13日 20:12
 
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