以前は、やたら顔を出しては「万全を尽くしているから大丈夫」とか、変に心配を煽りつつ、選挙向けの個人アピールぽいコトをしていた様に感じたのだが。
不安を駆り立てて、大騒ぎする時には逆に心配が必要だと思う。特にこの本を読むと、北朝鮮が秋田県知事選挙に合わした様に、飛翔体を打ち上げた時の大騒ぎを連想させる。
イラク戦争から、何年も過ぎて冷静に物事を考えられる様になった今、しみじみとマスコミの世論操作の方法がとても恐ろしいコトなんだと感じる。
アメリカの後追いをしている日本が、同じ道を歩まない様に努力すべきとも感じるし、こうしたマイケル・ムーア監督みたいな地道な活動があればこそ、アメリカは政権交代は行われたのであって、報道各社と連帯している与党を政権から引きずり下ろすというコトは、実に大変なコトなんだとより実感した。
我々も互いに努力し合って、少しでもより良い人々に政治を行って貰って、少しでも住みやすい世の中を作り出していかなければナラナイのだなと改めて思った。