をしみじみと感じたのがこちらの本。小説なのですが、宗教に名を借りた集金団体になっている教団もあるのだろうなと思いました。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)
それにしても、人間というのはとても脆いもので、何かにすがりたいという気持ちは誰にでもあるもの。
そういう心の隙間に、どうやって入り込むのかというコトを入念に書いてある小説です。
それにしても、最後の最後のドンデン返しには驚きました。そういう意味では、宗教を知るというだけでナイ楽しみが可能な本です。
著者の本は、かなり何冊も読んではいるのですが、今一つ面白いのだけれど、紹介するのにはもう一つという感じがしていたのですが、コレはぶっちぎりに傑作です。
洗脳で身の破滅を防ぎたい方には、ゼヒ一読して欲しいですね。