であればこそ、一代で財を成すコトも可能なのだなというのが、最大の感想でした。
骨の記憶
少なくとも、この本の肝は別のトコにあるのですが、どうしてもソコに目が行く様に描いてあるので‥‥
この前の、年金欲しさに親が死んでも、生きていることにしている人が増えているのかもしれないというコトと並んで、もしかしたら、別人に成りすまして他人の年金を貰って生きている人だって、存在しているかもしれないし。
世の中って、本当に欲と欲のぶつかり合いなのだとも思うし‥‥
「貧すれば鈍す」されど、金だけ在っても、人は幸せになれるとは限らないというコトが切実に描かれてます。
バイオレンス小説で作家生活に入られた著者が、現代社会の裏側を描写する小説を書かれているのを思うと、変化し続けられるというのはスゴイことだと思います。
公共事業をしたい人が多い理由も、ヨク判ります。