2010年01月17日

人生まで売る人々

ともあれ、億単位のお金が政界を飛び回っている様子に、やはり日本はマダマダ豊かなのだとは思う。

日本だけでナク、世界の貧困について書かれた本がこちら。

貧困ビジネス (幻冬舎新書)貧困ビジネス (幻冬舎新書)


中でも、驚くのがインドなどでは、観光客やビジネスマンの同情をひくために、自分の子供に物乞いをさせる。しかも、より多くのお金をめぐんでもらおうと、わが子の手足をわざと切断して、その子供を抱いて、物乞いして歩く母親すらいるという話。

タイなどでは、人為的に手足を切断された人たちをつかまえてきて、強制的に物乞いさせて、お金を稼いでいる業者がいるのだとも。

日本でも、貧しい人の戸籍を転々とさせて、金融機関からお金を騙し取ったり、振りこめ詐欺に活用したり、外国人と偽装結婚させたりするのだという。

「金が敵の世の中」とはヨクも言ったものだけれど、本当に僅かなお金で信じられないコトをさせられている人は多い。

ともあれ、ワーキングプアの人達だって、富裕層の10倍近い人数が存在すれば、消費支出が一人あたり富裕層の一割しかなくても、トータルでは消費の額は同じになるワケで、格差が拡大すればするホドに、ワーキングプア全体の支出は、富裕層全体よりも多くなるので、「貧困ビジネス」を考える人は増大するというコトらしい。

生きるタメには、100円でも大切という貧しい人達の気持ちが判る政治に、世界中がなるコトを期待します。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
こんにちはkoyuriさん。

貧しい人の気持ちがわかる政治。
これこそが本当の政治ですよね。

私も100円の大判焼きを売るので100円の大切さ尊さを感じています。
Posted by takachan at 2010年01月18日 12:42
takachanさん、「一円を笑う者は一円に泣く」とも言いますからね。

代々、富んだ家に生まれて育つのも良いでしょうが、政治家には不向きかもしれませんね。

そういう方々で、どうしても政治を志す方々には、肩書きを全部捨てて、自分の力だけで生きるという体験をしてから、政治家を目指して欲しいモノです。
Posted by koyuri at 2010年01月18日 21:26
 
にほんブログ村 健康ブログへ