やはり投票率の向上なのではないでしょうか。
貧困にあえぐ国ニッポンと貧困をなくした国スウェーデン
スウェーデンの投票率は伸び悩んでいるにも関わらず、80%台なのだとか‥‥今の日本の投票率は低過ぎですね。
昨年の長野市長選挙では、民主党がホトンド無名の候補を急遽担ぎ出すという暴挙に出たタメに、世論が三分され、自民党の後押しを受けた現職が651票という僅差で勝利したのですが、市民全体で考えると投票した人は二割程度。
それでも、争点の市民会館立て直しの見直しは選挙戦術だったと公言して憚らずに、現在の場所を移転して、跡地に市庁舎を新築したい方針を強く打ち出して来ました。
合併特例債といっても、国税を当てにしているのですから、借金まみれの日本を考えるのであれば、市民会館も市庁舎も改修で済ますべきなんでしょうけど‥‥
こうしたコトを考えると、スウェーデンでは「移民は国籍を取得しなくては国政選挙に参加出来ないが、地方議会選挙は国籍と無関係に、国内に三年在住したら投票および立候補ができる」という制度も、外国人に負けじと投票する気になるかもしれないので、良い政策なのかもと思ってしまいます。
平沼赳夫元経産相が蓮舫参院議員に対して、「元々日本人じゃない。帰化して国会議員になって‥‥」などと島国根性丸出しの発言をしたそうだが、ココまで人権に配慮がナイともう何も言えない。正に世界の笑いモノ。
貧しい人々には参政権が無かった時代もあるのだし、選挙権を手にしているコトを当然と思い、行使しないコトが間違いなのだと気付くタメにも、日本も荒療治が必要なのかもしれない。
黒船が来航したのでやっと開国した日本だから、自分からグローバルになる気などサラサラ無いみたいだが、今の世の中、それではとても通用しないだろう。