のは、ホラーなどよりも現実なのかもしれませんね。
サラリーマン残酷物語―起業か、転職か、居残るか (中公新書ラクレ)
人間的なぶつかり合いがとても多そうなので、基本的に会社勤めには向かないタイプだと自覚しておりますが、とてもじゃないけれど今の不況の時代のサラリーマンは大変ですね。
ちなみに、主人の友人にも有名スーパーのやり手店長だった方で、四十代の大半を不採算店舗の立て直しをするタメに一年に三度も引っ越し付きの転勤をさせられても頑張り抜いたというのに、「辞めてもらいたい」とばかりに降格されたので、辞表を出しました。
しばらく次の職探しをしていたら、大型店舗で食品を扱ってない会社から、「今度食品も合わせて売りたいので、ゼヒとも立ち上げに君の手腕が必要」と言われて、その気になって食品も売れるだけの店舗をあちこちに作ったのですが、それから何年かして、どうも現在は再びスーパーから来たもう少し歳の若い人に業務をシフトさせようと会社がしているみたいで‥‥
そろそろ定年が近付いた年頃のサラリーマンは、本当に風向きがきついみたいですね。
主人の別の友人も、リストラする様に迫られているとか‥‥
現在の様に不況の風が吹いている時には、企業も大変ですしね。
中高年になって、しかも年金までにはマダ間があるという世代は今や、本当にキツイ時代になりました。
ある程度の蓄えがあるのであれば、会社から無慈悲な扱いをされても生きてはいけるでしょうが、派遣でスパッと切られた方など、滅茶苦茶大変だろうと思います。
ともあれ、失う心配があるモノを持っている人というのも、違った意味の苦労がありますし、出来ればもう少し景気が回復するコトが望ましいのですが、企業の海外へのシフトはもう止まるコトはナイでしょうし。
公務員への志向が強まるのは仕方がナイことなのかもしれません。でも、どちらにしても自分は向かないと思ってますから、今の職業選択は肉体的には大変でも、精神的には良かったのかもと思います。
でも、独立を夢見て挫折してる方も多いんじゃないでしょうかね。