2010年05月07日

抗うつ薬は万能ではナイ

うつ病で自殺した人の7割が精神科を受診しており、その多くは「抗うつ薬」を服用していたコトが、遺族が行った調査でわかったそうだ。

全国自死遺族連絡会の田中幸子さんが、「(抗うつ薬の服用は)1日20〜40錠はざらです。症状がよくならないと、別の病名がどんどん上乗せされていき、その分、薬の量が増えていきます。うつ病は生まれつきではなくて誰もがなり得る病気で、うつになるには原因があるんです。それを解決しないと、いくら薬を飲んでも治りません。頭痛や不眠といった症状は薬の力で助けてもらって、根本の問題はカウンセリングなどで治していくというのが本来の治療なのです」と述べている
そうだが、本来、薬というモノは、「毒」である。

「毒を持って、毒を制する」のが、薬の役目であるコトを忘れてしまうと、過剰服用になってしまう。

前にも、このブログで書いたと思うが、内科を受診していて、一日、十種類以上の服薬をしていた方が、薬は多用しないという方針の別の医師の指導によって、服薬を減らしたら、整体の成果がみるみる身体に現れ始めたという事案も、現実にある。

薬の飲み過ぎに気付く前と後とでは、全く別人かと思うホドの効果の出方だった。

つまり、精神科だけでナク、服薬というモノには、多大なリスクを伴うというコトを改めて、心に刻むべきだ。

何が何でも、薬を飲むなと言っているワケではないが、胃腸薬以外に二種類程度しか薬などを出さない医師の方が信頼できる。

恋愛においては、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」というコトもあるが、薬の場合は「鉄砲の撃ち過ぎは、自分の身体を破壊する」ものであると知っておいた方がイイ。

根が達者だからと言われてしまえば、それまでだが、「薬が嫌いだから、滅多に飲まない」という方々の、自然治癒力はやはり他の方と比べると、とても高い。

「薬に頼らない生き方」こそが、長生きの秘訣だろうと思ってからは、極力服薬をしない様にしていると、稀に薬を飲んだ時には、はっきりと効き目を自覚する。

マンネリ化して、服薬する悪癖だけは避けたいものである。
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この記事へのコメント
服薬のリスクを真剣に考えない方も結構いらっしゃいますので、恐ろしいことです。服薬はしないに越したことはないというぐらいでないとね。
Posted by 鍼医K at 2010年05月07日 23:58
確かに日ごろ薬を飲まないと

たまに飲んだ薬でおしっこの色が変わったり

体の変化が凄くわかったりしますね

毎日いっぱい薬を飲んでるとわからないんだろうナァ
Posted by 松じゅん at 2010年05月08日 09:35
鍼医Kさん、薬を飲むから治るのではナク、薬のサポートで治る場合もあるというコトで、薬を全て否定はしませんが、飲まずに済んだ方が確実に良いというコトですね。
Posted by koyuri at 2010年05月08日 22:04
松じゅんさん、薬を飲んだら変化があるから、良くなる可能性が生まれるので、飲み続けていると変化を期待出来なくなる場合が多くなりますよね。
Posted by koyuri at 2010年05月08日 22:07
抗うつ薬は相変わらず飲んでますが、痛みを抑える効果がありますね。
Posted by 俊樹 at 2010年05月13日 04:03
俊樹さん、飲んだら悪いというワケではナク、飲んだら何か効果があると感じる人が飲むべきであって、漫然と飲むのは良くナイというコトですね。

効く人もあれば、効かない人もいて、効かないのに飲むのは間違いだというコトでしょう。
Posted by koyuri at 2010年05月13日 21:57
 
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