2010年05月30日

要するにドロドロの機密費問題

昔から、清濁併せ呑むのが「政治の常道」とは言われているが、政権交代して良かったと思うのが、国民の目に見えなかったモノが見えて来たコト。

衆院副議長の秘書を務めた平野さんという方が官房機密費の対マスコミ使用についてという話の中で、
テレビではNHKの記者だけで、あとは大手の新聞、通信社。20代の記者もいたけど、多くは30から35ぐらいで、40歳近い人もいました。
担当記者を連れて、赤坂や銀座の料亭へ行ってクラブへ行って……ランクは中級でしたがね。それから記者たちはこちらが用意した「女」とホテルに泊まってました。私は途中で抜けるのですが、園田さんから「ちゃんと最後まで接待せんか」と怒られたこともあります。その費用をこちらが持ち、1度に20〜30万円、月に1回程度といった感じでやっていました。
などと驚きの証言をしている。

ともあれ、こうした話を読むとマスコミが自民党との蜜月に戻りたいという気持ちも判らなくはナイ。

だからこそ、民主党がダメだと思っても、自民党にだけは戻って欲しくナイという気持ちになる。

それにしても新党は幾つも出来ているが、純粋に自民党と無縁とは言えず、有権者は戸惑うばかり。

選挙に出るには、地盤・看板などが必要なので、世襲候補者ばかりが名乗りを上げているし。

少なくとも、世襲議員に投票しないコトが政界浄化には役立つのではないかと思う。

最低でも、選挙区が同じ場所には四親等以上離れてなければ、立候補出来ないとかすべきだと思うのに、今や世襲の問題はホトンド議論されてナイ。

一代で、政治家を志す様な人でなければ、過去からの悪習にマスマス染まって行くだけなんじゃないかと思う。

政党も考慮の対象になるだろうが、とにかく人物本位で今回の参議院の投票先は考えたい。

初めて、比例区は個人名で投票すべきなのかもしれないと真面目に考えている。
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この記事へのコメント
議員の世襲問題はほんと頓挫してしまった感がありますね。同一選挙区からは立候補できないとかしないと政治は腐敗し続けると思いますね。一部の人間の感覚だけで政治が行なわれるとろくな事はないですからね。
Posted by 鍼医K at 2010年05月30日 23:52
鍼医Kさん、長野選挙区の自民党は完璧な世襲、そして、その候補に破れて自民党の候補になれなかった方は、完璧な世襲ではありませんが、やはり祖父や伯父さんが国会議員だった方で、今回は「みんなの党」から立ちます。

先祖は長野でも、裕福な環境で東京という都会で育った方々にドコまで地方の大変さが判るのか、とても疑問だったりします。
Posted by koyuri at 2010年05月31日 11:37
ヤッパリと云う感じですよね。
マスコミの中で特に新聞屋(あえて)はひどすぎます。
読者から購読料とりスポンサーから広告料、あげくのはてに
機密費接待で「チョウチン記事」

この業界もあきれたものです。
Posted by takachan at 2010年05月31日 17:08
takachanさん、マスコミの話は冷静に聞かないとミスリードされてしまいます。

人の批判をしたかったら、まず自分から身を清めないとね。
Posted by koyuri at 2010年05月31日 21:16
 
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