2010年09月20日

テレビのネット潰しは何時まで続くか?

この前、ネット優勢な時代になりつつある現在、TVは衰退の方向にあるという趣旨の本について紹介したが、だからなのか現在何とかしてネットを潰したいという思惑が大マスコミにはありそうだ。

公には、認めてナイみたいだが、「テレビ局は、インターネットが入るのを嫌がる」というコトで、代表選挙を生中継しようとするニコニコ動画を排除しようと画策した疑惑もあったみたいだが、結果は、ニコニコ動画には30万人がアクセスしたそうで、最早、ネットの勢いをTVが止めるのは無理だという現実がある。

例え、どんなに嫌がらせをしようと、一度流れが出来てしまったモノは、もう誰にも止められナイ。

流れに掉さすというコトは、嫌がられこそすれ、多少の時間稼ぎが出来たとしても、やがてより大きな奔流に呑み込まれてしまうだけ。

とにかく、より早くより新しい何かが出て来るまでは、TVとネットを上手く融合させた企業が勝つ時代がソコまで来ている。

過去に、ソフトバンクがテレビ朝日を、ライブドアがフジテレビを狙った時には、TV局が圧倒したものの、年々、互いの底力が接近しているワケで。

より早くコングロマリット化に成功したトコが、未来への展望を築けるだろうと思う。

TV局の給料削減などの話題が時々、見受けられる時代になったが、広告は認識されているとは限らないマスコミよりも、ネットでという企業の意向はマスマス広がるだろう。

公称何万部とかの雑誌や新聞などは、あくまで実売数ではナク、刷り数に過ぎないし、下手すると刷り数に2とか3の数字を掛けるというのも、過去には確実にあった話だ。

そんな地方誌に勤めていたコトもあるが、今やソコは潰れてフリーペーパーを出しているみたいだが、フリーペーパーも誰もがチャンと読むとは限らないワケで。

クリックしても、スグに別に行ってしまうネット・ユーザーも存在すると思うが、その何割かは少なくとも、記事をチャンと読んでくれている可能性が高い。

そういう特性を考えると、既に勝負は決まっている。

昔の映画界がTVに意地悪をしてみたものの、何時までもそれは出来ず、今ではTVとは違う路線で生き残っている様に、TVにはTVとしての生き残る術があるハズだ。

過去を振り返って、フェアな態度でTVの今後行くべき道を早く見つけるコトを望みたい。
人気blogランキングへ←応援よろしくお願いいたします

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
大マスコミは数年前までは築きあげた権限でIT関連の会社などを見下していたんでしょうね。で、今頃あせってなんやかんやしてみるものの、一度出来た流れは止められずあがいているんでしょうね。買収騒動があった時からもっと変化していくことを選択していれば現状はもうちょっとマシだったかもしれないのにと思いますね。
Posted by 鍼医K at 2010年09月20日 22:34
今の新聞やテレビが本当に真実を伝えているか日ごろから疑問を感じています。
インターネットにはガサネタもありますが私たちの知らない真実も又ございます。

要はマスコミも時の流れを知り改革していくことです。
Posted by takachan at 2010年09月21日 16:04
鍼医Kさん、おっしゃる通りで航空会社とて、自由化そして格安への道は止められません。

誰も、どうやっても時間の針を巻き戻すコトは出来ません。どう対処するかだけだと思います。
Posted by koyuri at 2010年09月21日 16:39
takachanさん、結局ソレに尽きるんです。

我々が本当に知りたいコトを教えてくれる場所に、どうしても行き着きたいというのは、人間の性だと思います。
Posted by koyuri at 2010年09月21日 16:41
 
にほんブログ村 健康ブログへ