沖縄について、もっと知りたいと思って手にしたこの本には驚いた。
幻想の島・沖縄
ドンドンと注ぎ込まれる税金で、島民の暮らしは楽にはならない。
維持費だけで赤字になる箱物を作り続けるだけの、馬鹿げた施策を続けるだけならば、沖縄に流す税金を一人一人にばら撒けば、一人当たり二十万円になるという。
維持管理費や人件費ばかり高く付き、採算割れの文化施設を造っているという話には、本当に驚きました。
普天間基地のスグ傍の小学校を移転させるお金は無くても、そういった無駄金だけはあるというコトに‥‥
沖縄利権と政財界の相互依存の関係は、ホトンド庶民の暮らしを潤さない。
県の自主財源は三割以下。
国に依存する体質にして、自立出来なくしているだけでナク、勝ち組は公務員、負け組は民間。
公務員は、民間の平均年収の倍も貰えるのだという。
民間社員は組合が弱く、賃上げの交渉力を持てないから、全国一の低賃金で働かざるをえないのだと。
沖縄の企業は、給料を安く抑えるので、経済全体が好調でも労働環境は一向に改善されないそうだ。
生活保護よりも低い賃金で働かされている人が多い劣悪な労働環境が、働く意欲を人々から失わせてしまうのだという‥‥
そして、高い電気代が庶民に追い打ちをかける。他社と競合しないから、普通よりも二割も高いらしい。
加えて、談合した建設会社を庇う政治家と来れば、誰でも真面目に働くのがイヤになりそうです。
我々は、もっと沖縄の現実を知ろうとしなければなりません。
と、ココまでは何とか書きましたが、今日は休み明けで忙しく疲れているので、これ以上書く元気がありません。この続きは明日というコトでお願いします。