自由の国と呼ばれるアメリカだけれど、米空軍は、大量の公文書を暴露した告発サイト「ウィキリークス」と、その情報を掲載したニューヨーク・タイムズなど一部報道機関サイトの閲覧を禁止していることを明らかにした。
法律専門家からは、一般に公開された文書へのアクセスを禁止しても意味がないと指摘する声が出ているそうだが、軍隊はなるべく情報をシャットアウトして、上官の指令が全てというコトを徹底したいのだろう。
ともあれ、昨日の本によれば徴兵制の韓国でも、徴兵中の「いじめ」はかなりのモノがあるらしく、しかも、金持ちは子供達を留学させて、外国籍を取得させ、兵役を逃れているという話があった。
アメリカも徴兵制を辞めたのは、その辺に理由がありそうだ。
そして、貧しい人々を大勢作り出せば、兵隊にならざるを得ない階層が出来る。
今、日本の自衛隊も、真に防衛を目指す人々だけでナク、生活のタメにという人々も増えている様に聞く。
戦争ほど、儲かる商売はナイというのが、「死の商人」達の共通の意識だし。
その中では、兵隊は人格を持った一個人ではナク、人格など持たないタダの手駒たるコトこそが望ましい。
日本でも、様々な制限がマンガとか、ネットに掛けられようとしている。
そうした制限が全てではナイと思うが、時として真実の暴露サイトを悪として、接続不能にするという可能性は、ゼロとは思えない。
戦前の治安維持法というのは、さほどスゴイ法律では無かったのだが、運用の仕方によって、最大の悪法にもなれたのだから、恐ろしい。
様々な制限の裏には、様々な陰謀が存在しているというコトを念頭に置かなければ、我々は知らぬ間に縮小した社会を、大きな社会と錯覚しかねない。
マスコミの報道の中には、べったりアメリカ寄りの話も多いが、本当にアメリカの後追いだけをしていれば、幸せになれるかというと、現在のアメリカの家族崩壊はスゴイものがあり、最早、アメリカの真似をしていれば、幸せになるというのは幻想に過ぎないのだ‥‥