「できちゃった婚」で生まれた子が4人に1人というニュースは読んでいたが、まさか、そのできちゃった婚をして5年以内の100人を対象のアンケート結果で、44%が5年以内に離婚したと回答。
そのアンケートの五年前に厚労省が発表した2004年度の離婚率は37%だというのだから、どちらにしても、約四割が五年以内にスピード破局しているというコトになる。
今や、全く「子はかすがい」にならない時代になったのかもしれないが‥‥
ともあれ、男が働いて女を食わすのが正しいとは思わないし、ダブル・ワークをして、子供を育てるというのが将来的にも安全な時代に突入していると思われる今、離婚して女手一つなのか、男手一つなのかは判らないが、子供を育てるというのは経済的にかなり厳しいモノがあると思う。
残念なコトに、人間の命は永遠ではナイから、シングルになるのは、死別という場合もあると思うが、子供が居るのに望んで別れるというのは、よほどの場合でナイ限り、あまりに子供に対する影響が大きいと思う。
正直な話、我が仕事場では、お客様といわゆる「ぶっちゃけトーク」をする場合も多いのだが、我々世代から上の年代になると、既に何十年かの結婚生活を経ているワケで。
「最初は、どんなに良いと思って結婚しても、そんな気持ちは長続きはしない」
「でも、相手を変えたとしても、逆に悪くなる可能性の方が高いから、離婚を選択しない方が賢明」
という話に、大体、落ち着いてしまう。
中には、本当に酷い相手で怪我をしそうとかで、絶対に別れた方がベストな選択という人も存在するとは思うが、人間というのは、完璧ではナイので、相手を変えても格段に良くなる可能性は、とても低いハズ。
頭に来る時があっても、冷却期間を設けて、持続する努力というのは必要ではないかと。
それでも、万に一つの可能性に賭けたいと言われれば、その人の人生なので、どうぞ御自由にと言うしかないが。
人生の大半は、「こうだったらイイだろうな」と思う時が、一番楽しいのであって、大体、それが実現してしまうと、つまらなくなるのが常。
当然、ソレは結婚にも、離婚にも当てはまるコトだと思う。
タダ、子供が中学生位から上になって来ると、本当に親の手助けをしてくれるコトが増えるので、子育てというのは、大変なコトも多いけれど、親になって喜ばしいコトの方が、大変さを大抵の人は上回るだろうと思いますけどね。