ウィキリークスの主宰者のジュリアン・アサンジ氏とマイクロソフトのビル・ゲイツ氏には類似点が多いという話題を読んでいて思ったのが、今の政府が導入しようとしている「国民総背番号制」はハッカーの狙い目なんじゃないかと。
以前、住民基本ネットの脆弱性を当時の長野県知事・田中氏が証明しようとして挫折したコトがありましたが、本当のハッカーは姿を公にするコトなどしないだろうと思ってました。
おそらく、人に知られたくナイけれど、成功したらこっそり自分の存在を教えたくなるというのが、ハッカーではないかと。
ちょっと方向性が違うのですが、本日読んだのがこちらの本。
ネトゲ廃人
人生の全てをネットに賭けてしまう様な人と、ゲームに賭ける人、それすら対象が違うだけなのかもしれません。
ともあれ、リスクの分散が大事な時代に、情報の一括化という美名の元に、マタ、多くの税金が使われるだけではないのかと。
どんなに背番号を割り当てたとしても、アングラ・マネーは決してこの世の中から消えては無くならないだろうし‥‥
今のタブーになっている、宗教法人とか暴力団にまで納税の網を被せられるのであればともかく、支出の割に歳入は増えない可能性が高いのではないかと思います。
世の中、その気にさえなれば、物々交換という手もあるでしょうし、世の中というモノは、逃げ道を防ごうと努力しても、必ず、その裏をかく努力をする人というのは生まれるモノで。
外国の物品税が高い国では、やはり闇の取引が横行しているみたいですし、税金の収納に対してこそ「費用対効果」の発想が必要なのだろうと。
正直、年金問題にしても、最低の生活水準だけを政府が保証して、それ以上は個人が自由に増やすなり、預けるなりして、民間活力を活かした方がイイのでは。
運用能力があるのかどうか判らない、お役人の方々に年金を任せる方が、余程、心配な気もします。