前にも少し書いたが、京都大の入試問題を試験時間中にインターネットの掲示板に投稿したとして偽計業務妨害容疑で逮捕された仙台市の男子予備校生が逮捕されたニュースは、心の古傷が痛む。
大学を卒業した年の夏に、大学時代の友人を、京大の医学部に不合格し、浪人している間に精神を病んでしまった友人の弟に、殺されて失ってしまっただけに‥‥
予備校生は山形県北部にある小さな町の出身だというコトも、とても気になる。
山形県内出身の医学生で二浪した方から、「田舎はとても狭いので、浪人したコトはスグに周囲に知れ渡るので、二浪した時は本当に辛かった。家に戻るのは、とても気が重かった」という話を聞いたコトがある。
おそらく、予備校生も似た様な心境だったのだろうと思えてならない。
ともあれ、彼が自殺とかしないで良かったと思う。
人生はどんなに間違ったコトをしても、ある程度ならばやり直せる。
死んでしまえば、どうしようもナイが。
二十歳ソコソコでこの世を去ってしまった友人の無念さを思うと、今でも涙が出てしまう。
悲しみを心の奥底に封印しているからかもしれないが、せめて自分が生きてる間だけは、彼女のコトを忘れずにいたいから。
高校時代にも、同級生を事故で亡くしているが、前途ある若者の死は本当に痛ましい。
就職に失敗したタメの自殺も増えていると聞くが、少なくとも、死ぬ気になれば何でも出来ると思う。
生きたくても、失われてしまった命のコトを考えると、どんなに辛くても生きれる間は、それなりに頑張って生きるべきだと思う。
人間、どう頑張っても百歳を超えて達者でいるというのは、滅多にナイことなのだから‥‥