更新が遅くなりました。
週末の御客様とは、マタ別の御得意様に呼ばれまして、出張しておりましたので‥‥
さて、秋田県と福井県は学力テストの上位県ですが、この二つの県には教育に対して特徴があるという記事が書かれてました。
秋田県の強さの秘訣は、徹底した少人数制クラスにある。基本的に1クラスの人数は、小学校1、2年生と中学校1年生で17人以下。その他の学年でも20人程度と極めて少ないのだそうで。
普通の半分以下で指導しているというのだから、スゴイですね。
一方、福井県の強みは、60年近く継続してきた県独自の学力調査にあり、県の教育研究所が調査結果を報告書としてまとめ、その報告書を県内の小中学校に配布し、子供たちの苦手な問題についてどう指導したらいいのかといったことがフィードバックされる仕組みになっているのだとか。
どちらの県にしても、独自に先生方や教育委員会などが、全国とは違う努力をしているという意味で、やはり教育というのは、子供達の頑張りもあるとは思いますが、指導者の力というモノが大きいのではないかと思います。
東大の野球部を中日の名選手だった谷沢さんが、コーチとして教えているので、戦力が伸びているという話題をNHKでやってましたが、「徒然草」の頃から、「先達はあらま欲しきもの」つまり、「良い手ほどきをする人が必要」と書かれているのですから、子供達にどう勉強を頑張らせるかというよりも、どういう教育的な環境を整備するかの方がより大事なのでしょう。
教育が人を創り、ひいては将来の日本社会を創るのだというコトを忘れて、政策論議をしても無意味ではないでしょうか。
日本の未来を輝かせたいと思うのであれば、今まで以上に教育に対して公的支出などをすべきなのだという気がします。