2011年03月31日

マスマス立腹するばかり

昨日の東京電力の会長の会見の全文を読んだり、入院した社長の過去の記事を読んで、益々怒りは増大するばかり。

事故当時、勝俣会長は旅費の一部を東電が持った上でマスコミ幹部を引き連れて中国旅行に出かけていたコトを認めたワケで、マスコミと東電との癒着と言われても仕方あるまい。

加えて、「看脚下」という禅の言葉が好きで、社員にも折に触れ話してきました。暗闇でも足元をしっかり見ろ、ジタバタするな、原点を見失うなというほどの意味です。この言葉を今こそ噛みしめたい。社員たちにも、そうあってほしいと思っていますと述べている社長が入院しているというのだから、ブラック・ジョークとしか思えない。

東電社内人事で原発専門家追放の過去も報じられているし、現場に責任を押しつけるばかりで、指揮命令もままならない政府・企業に代わって、この決死の作業に携わる彼らの話を読む限りでは、経営責任について、とにかく今の事態をいかに収束させ、安定させていくかが大事です。そこに全力を投入することが、私の最大の経営責任と言えてしまう感覚にただタダ驚くばかりで‥‥

こういう人々のタメに、避難を継続したり、計画停電に翻弄されている多くの人々を思うと、マジで頭に来てしまって、他の話を書き込む気にはなりません。

日々、色々な本は読んでいるのですが、そちらの話をするには、まだ冷静になりきれないので。
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この記事へのコメント
東電の記事をアップするつもりだったのですが、次回に回します。

詩を読んで心ちゃんの事に気付いたのは貴女だけかも知れません。地震と原発のニュースで消えちゃいましたからね。
Posted by 神戸俊樹 at 2011年03月31日 23:33
同感です。経営責任というわりには、保身の色が見えますし、多くの国民に迷惑と不安や将来にも大きな傷跡を残してしまうかもしれない状況、最前線で対応に当たっているそれも身の危険と引き換えにしている現場の人間に対する謝罪や行動は感じられません。いち早く改心し、事態の解決に当たって欲しいですね。
Posted by 鍼医K at 2011年04月01日 00:22
神戸俊樹さん、色々なニュースがありますから‥‥

でも、親になると逆縁は辛いだろうなとしみじみと思いますので、そういう話題は心から消えませんね。
Posted by koyuri at 2011年04月01日 16:04
鍼医Kさん、全くです。

殿にタメには全て投げ打ち忠誠を尽くせというのは、戦国時代の常識であって、今は命の上では平等なハズなんですが、どうもそういう感覚が欠落している人に限って、世の中のトップになってる様でガックリします。
Posted by koyuri at 2011年04月01日 16:07
 
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