昔から、世の中にはクレーマーは存在したが、今はその傾向がかなり進んでいるらしい。
携帯やパソコンからメールで気軽にアクセスできるから、軽い気持ちでクレームが入れられるようになっています。顔を合わせず、会話するでもなく、いいたいことを24時間いつでもいえる。最近は自分自身が迷惑をかけられているわけではないが、ひとこといってあげよう、くらいのかたが増えていると分析している方も居るが、要するに他人に対して遠慮というものが、減っているのが最大の原因だと思う。
実際に、世の中には、他人に対して好んで嫌味を言っているとしか思えない人が存在する。
そういう方々の心無い発言に心を痛めて体調を崩した方が、我が家にも多く見える。
心優しい人ほど、自分が意地悪をされたワケでもないのに、嫌味を言われている同僚の姿に心が疲れてしまうのだ。
ともあれ、職場ではそういう人が上司の場合、ソコまで言わなくてもと思ったとしても、大体、避難され続ける人にも問題があったりするので、止めるワケにも行かないというコトになる。
少なくともミスをしない人に対して、無理難題を言っているワケではないのだから。
そういう方々は、せめて愚痴を言うコトで肩の荷を下ろして行くのだが、精神の緊張は肉体の緊張も産む。
ネットでの口コミで、大したコトでナクても、直接文句を言ったらイイのに、ワザワザ書き込む人も居るとこぼす方も居る。
匿名で他人を非難するコトは卑怯だという潔さも日本から失われつつあるのだろう。
だが、批判をあまり気にし過ぎるのは如何なものか。
昔から、「文句を言う客は良い客だ」という諺もある。
ココを変えてくれたらもっと嬉しいという人も存在するのだから、前向きにその部分を直す努力は必要だが、そんなに苦にせず、適当に聞き流すコトも大事だと思う。
しかし、聞き流し過ぎて、全く自分の身に反映させずに、叱られ続けるというのは、周囲の人に迷惑。
何事もホドほどにというコトか。