2011年06月13日

忘れてしまっていたけれど

今は、市立図書館が休みなので、平均的に一週間で約十冊を読み、休みの日曜日に新しい本に借り換えるのが難しい状況になっているので、近くの県立図書館で五冊づつ借りるコトにしているのですが、忙しくて借り換えられなかった週末に、久々に手にしたのが、こちら。

ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)ノルウェイの森〈上〉 (講談社文庫)


おそらく、この本の主要登場人物と同じ年齢の頃に、村上春樹という作家に出会い、初期の作品から大体読んでいるのですが、とにかく最近は物覚えが確実に悪くなっていて、買ってスグに読んだのに、もうホトンド忘れている状態。

改めて、本の奥付を見て、文庫の初版本だったコトに気付いたというオマケ付き。

流石に、読んでから二十年も過ぎてしまうと忘れてしまっても仕方ナイかと思いつつも、改めて読むと「青春」という時代を思い出して感傷に浸ってしまうという意味では、何年でも国を超えて読み続けられる本なのでしょう。

ともあれ、映画化もされているので、ストーリー自体には触れませんが、いわゆるノンポリの人ほど、革命を語る人の虚しさを見抜いてしまっていたりするもので、今の革命家から転向した人々を思ったりします。

そして、今回、スペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿を読んで、作家として正しい発言を時々にされているコトに感動します。

改めて、村上作品の基調は「ラプ&ピース」なのだと思い返してみたり。

ちなみに、ビートルズの「ノルウェイの森」って、どんな曲だったかなと思い出せなくて、ユーチューブで検索してみたら、完全にメロディも空で覚えている曲。

しかも、昔のビートルズの姿や日本語訳の歌詞まであり、昔とは違ったとても良い時代になっているコトを改めて痛感。

でも、やはり便利さを捨ててでも原子力は「No!」と言うしかナイですね。

どんなコトかはココに書きませんが、今日は直接的な行動を少ししてみました。

多分、「蟻の一穴」でしょうけど、それでもと思って。
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この記事へのコメント
本より先に映画を見てしまいました。


写真に映っている千羽鶴は藤枝中学のクラスメートが贈ってくれたものです。
当時の医療水準は非常に低く、医療ミスも多発していました。
腎臓病、白血病などの子どもは全員亡くなりました。
朝起きると隣のベッドの子どもが死んでいる・・・そんな状況。
養護学校はいわば特殊学級と同じなので、世間の目は冷たく差別と偏見に満ちていました。
それゆえ、養護学校時代の忌まわしい過去を封印した友人も多くいます。
進学や就職、結婚といった大切な人生の節目に養護学校は障壁となっていたのです。
最終学歴が養護学校だとカミングアウトしたのは、わたしくらいのものです。
3食昼寝付き、大嫌いな勉強は一日4時間好きな科目のみでOK。
だからわたしにとっては「天国」だったんですけどね。
Posted by 神戸俊樹 at 2011年06月14日 00:04
神戸俊樹さん、映画見ようか迷ったのですが、本を読んでから映画を見ると、大体ガックリするので見ませんでした。


白血病は、昔は不治の病でしたからね。

若い頃に、クラスメートも一人、その病気で亡くなりましたし‥‥
Posted by koyuri at 2011年06月14日 21:49
 
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