起こる可能性があるというのに、「安全性が確認された原発は稼働していく」と言ってしまう首相の軽さ。
福島第一原発で本格稼働をめざしている放射能汚染水の浄化処理装置で、試運転に安全弁が破損した。
こ本格稼働を始めたが、予想以上に放射線量が高まったため5時間で運転を停止。
さらに、新たな水漏れを発見したという話を聞けば、当然、福島原発の収縮など全く見通しが立たないと考えるのが普通だと思うのに。
原発を止めるのは経済に対する影響があまりにも大きいと言うが、福島の原発事故で日本に観光客が来なくなったタメに、どんなに観光に影響があったかというコトを忘れてしまったのか。
もし、再び原発を稼働させて、似た様な事故が起きたとしたら、日本に対する世界の信頼は完全に失墜する。
少なくとも、事故があっても簡単に原子力を制御出来るという見通しが立たない限り、絶対に原発の再稼働は止めるべき。
国際社会に対して太陽発電の大風呂敷を広げてみたり、自然エネルギーの推進を明言しているけれども、結局は本気ではナイというコトだろう。
とにかく、二枚舌の総理の言葉など、全く信用が出来ない。
もう少し信頼出来る政治家は居ないのか、それとも政治家を信用したがる国民が悪いのかと実に悲しい気分になる。