身長の低い人のほうが脳卒中になりやすく、身長の高い男性は悪性リンパ腫にかかりやすく、背の高い女性ほどがんになりやすいという。
親の命日に突然死した人の8割は男性で、突然死した人の約3分の1が、親の死亡年齢とほぼ同年齢だという。
離婚して再婚しなかった男性は短命で、その65%以上が70歳前に死亡し、妻と死別した男性の場合、そのほとんどが数年後に死亡するのだが、女性は夫に先立たれても寿命に影響はみられない。
妻と同居していない男性は自殺リスクが上がるが、夫に加えて、子どもや親と暮らしている女性は、心筋梗塞など虚血性心疾患の発症リスクが高いという。
血液型がA型、B型、AB型の人はすい臓がんのリスクが高いのは、白血球のなかのリンパ球の割合が血液型によって異なるからで、O型39%、B型37%、A型36%、AB型34%となり、O型がもっとも病気に強く、AB型はもっとも病気に弱い。
学歴の高い人と低い人は、ともに中程度の学歴の人とくらべて脳卒中発症のリスクが高いのは、食べ物とストレスが関係しているからで、薬指と人差し指を比べて、薬指の長い人は男らしく、人差し指の長い人は女らしく、薬指の長い児童は読み書きよりも計算のほうが得意という研究もあるのだとか。
1日のTVの視聴時間が1時間増えるごとに、死亡リスク全体が11%増加し、なかでも心血管疾患による死亡のリスクは18%、がんのリスクも9%増加することが判明。さらに1日4時間以上テレビを見ている人は、2時間未満の人に比べて心血管疾患による死亡リスクが80%増大するらしい。
日没から夜にかけて明るい人工照明にさらされると、睡眠の質が低下して糖尿病や高血圧のリスクが増大する、42歳前に閉経を迎えた女性は脳卒中のリスクが2倍になる、家族や友人など心身を支えてくれる人が少ない男性ではメタボリックシンドロームが少ないという研究もあるらしい。
ともあれ生活を楽しんでいる男性は、そうでない男性より脳卒中も循環器疾患も発症リスクが低いというのだから、ストレスが発病を招くというコトか。
こうした研究は、あくまで確率の問題だから、無論、当てはまらない人も存在するだろう。
タダ、こうした話題を参考に自分の身体を大切にするコトはとても大事だ。
度々、我が家の御客様にお伝えするコトの第一は、我々は生まれた時の身体を死ぬまで使い続けるというコト。
無論、細胞は消滅したり、生まれ変わったりしているが。
身体を労わり、大事に使えば、老年になっても良い身体のままだし、健康に生まれたからと酷使したり、大事にしなければ歳をしてから、ガタが来る。
入試などの時には、受験校の『傾向と対策』を考えた人も多いだろうから、自分の身体に対しても傾向を知り、対策を講じるのが最良というコトだろう。