2011年11月03日

本当にそうかなぁと思う話

イギリスで、早生まれの生徒は成績が悪く、退学しやすい、そしてタバコ・酒・麻薬に走りやすく、いじめにあいやすいという驚愕の研究結果が出たというが、どうやっても一年損をした感じになる人も居れば、得をした感じになる人も居るワケで‥‥

早生まれだったとしたら、浪人してもそんなに歳を感じないと思えば、お金は必要になるけれども、それはソレで構わないというか、ソレが苦になるのであれば、小学校への入学を概ね六歳とするみたいにしたらイイんじゃないかと。

大体、子供の成長というのは個人差があるので、早熟な子供と遅手の子供はどうしたって存在する。

男の子の方が、ゆっくり成長する傾向にあるけれど、でも、そうとも限らない子も居るのだから、全ての人に平等にするのであれば、誰でも入学を遅らせるコトを可能にするべきなんじゃないかと思う。

三月の末に生まれて生きて来たし、息子は二月の末の生まれだが、自分では別に早生まれで損をしたという気もナイけれども、息子はやっと今、色々な点で同学年の子供達に追い付いて来て、一気に走り出した感じもするので、正直、息子の入学を一年遅らせたら、もっと違う人生はあったのかもとは思う。

けれども、その分努力したりして、今の息子があるのだと思えば、それはソレで良い経験だったのかと。

ともあれ、生まれ月とは無関係で、人間関係とかで勉強の機会を上手く習得出来なかった子供達の存在もあるので、要するに、入学してからだって、小学生とか中学生でも、本人が望むのであれば、簡単に留年出来る様な弾力性があり、しかも、ソレを普通のコトとして社会が受け入れて行くというか、小さい時から、年齢よりも習得すべきコトが判らない子供には、様々な進路にあったコース選択を可能にするコトこそが、いわゆる「落ちこぼれ」と呼ばれる子供達を作らない最大の方法かと。

人間は、色々と変化するものなので、一時的に「落ちこぼれ」て居ても、チャンと理解さえ出来れば、一気に花を咲かせるコトが出来る子供だって存在するハズ。

いわゆる「大器晩成」の人も結構存在するのだから。

そうした、子供自身に合った教育をするコトが、ニートなどを無くし、世の中で活躍する人を創り出すのではないかと思うのだが‥‥
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この記事へのコメント
社会の構造が学年とか何か画一化されたものに縛られすぎているように思いますね。個人差が必ずあるので、柔軟性を大事にして欲しいですよね。
Posted by 鍼医K at 2011年11月03日 23:45
鍼医Kさん、世の中が柔軟になれば、解決出来る問題というのは、色々とあるのではないかと思いますが、この問題もその一つですね。
Posted by koyuri at 2011年11月04日 21:35
 
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