2011年11月06日

2050年に若者の半分がフリーターになる?

可能性があり、もしそうなったとしたら日本は滅びるのではないかというのが、こちらの本。

フリーター亡国論フリーター亡国論


シュミレーションによるものであって、前提条件を変えると結果は変わると書いてあるが、フリーターのになる若者の比率が上がって行く可能性は高いと思われる。

息子の高校でも、就職試験に不合格だった人達は、高校への求職はもうナイので、「ハローワーク」に行って職を捜す様にと言われたと聞いている。

ともあれ、人件費を安くしたからと言って、それが将来の無年金者を産むのであれば、社会は根底から覆されてしまうだろう。

毎年、過去最高の生活保護者を産み出し続ける社会では、何時か生活困窮者を支えきれない時代が来るに違いナイ。

せめて、フリーターにも厚生年金を受給させる様にするしかナイと思うのだが。

ともあれ、この警告の書が出されてから七年。

世の中はマスマス非正規雇用に軸足を移している。

おそらく、他人事だと思っていた人々の中にも、自分の子供が大きくなって就職する年齢に達して初めて、問題に気付く人も居るのかもしれない。

就職出来なかったら、フリーターで修業してから起業するという意欲があるのならともかく、今の現状では一度フリーターになると抜け出せない人も多い。

少なくとも、より多く人々が少しづつてもお金を社会で回し続ける以外に、景気の回復はナイ。

もう、「他人の不幸は蜜の味」という誤った考え方では、世の中は渡れなくなっているのだ。

互いに幸せになろうとしなければ、互いに不幸になるだけなのだから‥‥
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この記事へのコメント
変に競争社会になじんでいる方は競争に負けた方がいけないと思うかもしれませんが、もうそんなことをいっている時代ではないのだと思いますね。他人を蹴落とすのではなく支えあわないと共倒れになってしまいかねませんね。
Posted by 鍼医K at 2011年11月07日 00:13
鍼医Kさん、日本にも存在する超お金持ち以外は、何時でもリストラやフリーターの危険と隣り合わせだと思わないとダメだと思います。

このままだと、年金も崩壊するかもしれませんしね‥‥
Posted by koyuri at 2011年11月07日 20:44
 
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