あって欲しくナイ、日本の未来のシナリオが存在する。
景気の起爆剤にと、安全な原発を輸出するという陰謀の顛末を書いた小説がこちら。
コラプティオ
日本人の、英雄待望論の弱点を描き出した秀作と言うべき一冊。
この本と、こちらの本を続けて読むと、日本と米国の関係なども見えて来て、今の政治の方向性になるほどと思ってしまう。
日本の独立
朝鮮出兵に反対し話し合いで解決しようとした西郷隆盛は軍国主義者として、西南戦争に敗れたコトになり、征韓論を主張して派兵した大久保利通が平和主義者だったように改変された日本史から、始まる日本の官僚政治の閉鎖性を解き明かした本。
そして、その背後に存在する欧米の国際覇権の争い。
大飯原発がダメなら、伊方原発という発想になるのは何故かが、見えて来る様な気がします。
それにしても、売国奴達が日本の銀行を外資に売った顛末には、怒りを覚えます。
この上、日本郵政まで外国や一部の人々の懐を潤すタメに売られてしまったら、どうしようもありませんね。
「かんぽの宿」は既に売られてしまいましたが‥‥