2012年04月24日

何を今さら

という気もしますが、原子力安全・保安院は、福井県の敦賀原発を現地調査し、原発の立地場所として不適格の恐れがあるとの見方を明らかにしたという。

敦賀原発の原子炉の下を通る断層は周辺の活断層と連動する可能性が高いので、日本原子力発電に再調査を指示し、活断層と連動する危険性が改めて確認されれば、敦賀原発は廃炉の可能性も
というニュースだが、最初から作らなければ良かったのにという気持ちになる。

長野県以外の方々は、もう忘れてしまったかもしれないけれど、長野市の北部に造られようとしている「浅川ダム」は、田中知事の時代に凍結し、村井知事の時に再び造り出し、今の知事になって安全性の是非を調査したら、「確かに活断層はあるけれども、大丈夫だ」と言う学者の意見で、工事が続行されているが、安全ではナイと言う学者も存在する。

活断層はともかく、その地域に詳しい人達の話を総合すると、以前県が団地として売り出された場所が地滑りで埋まったり、附近に在った老人ホームで生き埋めになって死者が出た場所の地質と類似していて、土を握ればパラパラと崩れてしまう様な脆い場所なのだという。

団地を買った人々に、チャンと弁償したというワケでも無く、曖昧に決着した様だが、再び、似た様な地質のトコに穴開きとはいえ、ダムなど造って、大雨の時にダム諸共、決壊などした日には、目も当てられないという気がするのだが‥‥

北部に住んでいる方々は、気が気じゃないのではとも思うけれど、我々にはどうするコトも出来ないし。

ダムの利権は、かなりのモノらしいので、やりたい人はとても多い様だから。

少なくとも、安全な場所に安全なモノを造るのであれば、利権もふざけるなとは思っても目を瞑れるが、加えて住民の安全まで脅かすというのであれば、原発もダムも絶対に反対だ。

「日本人は水も安全もタダだと思っている」という言葉は、東日本大震災を経て過去のコト。

しかも、日米安保同盟を維持するタメに、かなりの米軍に税金が投入されているコトを考えれば、関心が無かったダケで、決して安全もタダでは無かったというコトだろう。

「タダで動くのは地震だけ」という言葉があるが、その地震が正に日本の安全を破壊し続けているのだから、我々も、色々な情報に敏感になって、少しでも利権政治と離別しそうな人を政治家に選ばないと、本当に大変なコトになりそうだ。
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この記事へのコメント
まともな政治ができそうな候補者を応援していかないと、ほんと気がついたら不利益をもたらす政治家ばかりになってしまいますね。
Posted by 鍼医K at 2012年04月25日 00:56
鍼医Kさん、そのまともな政治家を見つけるのが大変だったりしてしまうんですけどね‥‥トホホ。
Posted by koyuri at 2012年04月25日 21:27
 
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