2012年06月10日

流石は出来レース

本日は、長野駅近くの御客様のお寺で、御客様と二胡(にこ)奏者の田村望圓さんがコンサートを開いたので、お昼を済ませて、娘と聴きに行って来ました。

田村望圓さんは、長野を中心に活動していて、娘も高校生の時に学校でコンサートを聴いたと言っていました。

東日本大震災や県北部地震の発生を受けて、前向きな気持ちになれる曲を中心に2枚目となる自主制作のCD「蒼龍(そうりゅう)」を発売した日が、丁度、御客様の初ソロCDの発売日と同じで、互いに御寺の関係者というコトは偶然というよりも、必然と感じられたそうで、互いにコンサートをして、CDを販売しましょうというコトになったそうです。

地元の週刊新聞で取り上げられたコトもあり、堂内一杯の人でした。

曹洞宗の御寺というコトもあり、曹洞宗の幹部の方が福島へ行かれた時の話として、コンサートの中で触れられていましたが、福島の方々の中には、「恐ろしくて子供を産めない」とおっしゃる方や、第二原発の四号機が怖くて、とても収縮したという政府の発表を信じられない方が、とても多くいらっしゃるそうです。

しかし、福井県の原子力安全専門委員会の会合では、政府が示した安全性に関する判断基準を妥当とし、3、4号機の安全対策を十分とする報告書案が示され、今週中にも稼働が決定されそうです。

おそらく、こんなに急いでいるのは、関西電力の株主総会が今月27日の午前10時から、梅田芸術劇場で行われる前に、一刻でも早く再稼働したいという思惑があるのではないかと思います。

ともあれ、関西電力は経常費用が前年度に比べて、5466億円増加したので、経常損失は2655億円になり、当期純損失が2422億円になったそうですが、本当に万が一、福島原発の二の舞になったとしたら、損失はそんなモノでは済みません。

夏だけの再稼働で済ませたいと言っている、大阪市の出資比率は9.37%に過ぎませんし、このまま押し切られてしまう可能性もあります。

本気で、再稼働させないタメには、世論の盛り上がり以外には、もう難しいかもしれません。

ともあれ、堺太陽光発電所は完成して、10,000kWを発電し始めたそうですし、本気になって脱原発に取り組めば達成出来ないコトはありません。

少なくとも、積立金を取り崩して何時も通りに30円の配当を継続出来るのですから、関西電力に余力は残っているハズです。

是非とも、脱原発の声に耳を傾けて貰える様に、より大きな声を一人一人が上げ続ける以外にナイのではないかと思います。
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この記事へのコメント
国民の声が大きくなればなるほど、それを無視する訳にはいかなくなるでしょうから、どんな形でも良いので、原発に反対する人は意志表明を行うといいと思いますね。
Posted by 鍼医K at 2012年06月10日 23:29
鍼医Kさん、東京でもかなりの高レベルの放射能が検出されたそうですし、世論が盛り上がらないと地獄行きかもしれませんからね。
Posted by koyuri at 2012年06月11日 20:39
 
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