2012年06月16日

日隅一雄さんの死を悼む

日隅さんの本を読んだのが最初だったのか、ブログを読んだのが最初だったかは忘れてしまったが、このブログにも承諾をして頂いて、「読みごたえありサイト」に情報流通促進計画byヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄へリンクを貼らせて頂き、読んでいたので、ガンで余命が短いコトは知っていたけれども、本日、ネットサーフィンをしていて、亡くなられたコトを知った

まだ、49歳という若さだったと聞くと、本当に残念ではあるが、御冥福をお祈りしたい。

ともあれ、もうブログは更新されないけれど、価値あるブログだと思うので、このままリンクは貼り続けて行くつもりだ。

ブログなど、ネットの世界では、書き手が亡くなられたとしても、ブログなどが削除されない限り、永遠にその思いは残る。

新しい情報がアップされなくても、その時代のその空気は記録として残り、知りたいと思う人が居れば、国境を越えて伝わるのだから。

考えてみれば、我々が生きていたコトを百年後に知っている人など、ホトンド皆無。

それでも、もしかしたら、百年後の人々の中で物好きな人が存在したとして、記事が残っていたら、目に留まるかもしれないというコトは、かつて無かったコトなのではないか。

歴史というモノは、為政者が自分のコトを飾って残して来たのだが、もしかしたら、一庶民の言葉も残りうる可能性があるというコトは、画期的事実なのではないかと、一人のジャーナリストの死から、改めて連想した。

歴史の検証が多角的にされるというコトで、将来、間違いが起こり難くなってくれれば良いのだが。

ともあれ、ドンドン日本社会が悪い方向に行ってしまうコトを懸念しながら、亡くなられたであろうコトは、想像がつく。

★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング)

日隅さんが、何度もブログに書かれていた言葉を、これからも常に心に留めておこうと思う。
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この記事へのコメント
日隅さんが逝去された翌々日にインターネット市民メディアの集会を企画されていたと天木直人氏のメルマガで知りました。このような活動をされる方がいるからなんとか日本も持ちこたえているのだと思います。インターネット上のデータが権力者の都合で操作されないことを祈ります。
Posted by 鍼医K at 2012年06月17日 00:05
鍼医Kさん、天木直人さんのブログは時々読みに行っているのですが、先週は忙し過ぎて、ホトンド行けませんでした。

ともあれ、お金で動かされている情報に風穴を開けるコトは、必要なコトだと思います。
Posted by koyuri at 2012年06月17日 20:03
永遠に残るんですか??
そういえば、アメーバには亡くなった芸能人のブログがありましたが、今も訪れる人が絶えないそうです。
あの飯島愛さんのブログです。
Posted by 俊樹 at 2012年06月18日 18:23
俊樹さん、有料ブログ以外ならば、運営会社が残る限りは何時までも削除されないと思います。

飯島愛さんのブログが残っているのなら、読んでみたいですね。
Posted by koyuri at 2012年06月18日 21:07
 
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