日隅さんの本を読んだのが最初だったのか、ブログを読んだのが最初だったかは忘れてしまったが、このブログにも承諾をして頂いて、「読みごたえありサイト」に情報流通促進計画byヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄へリンクを貼らせて頂き、読んでいたので、ガンで余命が短いコトは知っていたけれども、本日、ネットサーフィンをしていて、亡くなられたコトを知った。
まだ、49歳という若さだったと聞くと、本当に残念ではあるが、御冥福をお祈りしたい。
ともあれ、もうブログは更新されないけれど、価値あるブログだと思うので、このままリンクは貼り続けて行くつもりだ。
ブログなど、ネットの世界では、書き手が亡くなられたとしても、ブログなどが削除されない限り、永遠にその思いは残る。
新しい情報がアップされなくても、その時代のその空気は記録として残り、知りたいと思う人が居れば、国境を越えて伝わるのだから。
考えてみれば、我々が生きていたコトを百年後に知っている人など、ホトンド皆無。
それでも、もしかしたら、百年後の人々の中で物好きな人が存在したとして、記事が残っていたら、目に留まるかもしれないというコトは、かつて無かったコトなのではないか。
歴史というモノは、為政者が自分のコトを飾って残して来たのだが、もしかしたら、一庶民の言葉も残りうる可能性があるというコトは、画期的事実なのではないかと、一人のジャーナリストの死から、改めて連想した。
歴史の検証が多角的にされるというコトで、将来、間違いが起こり難くなってくれれば良いのだが。
ともあれ、ドンドン日本社会が悪い方向に行ってしまうコトを懸念しながら、亡くなられたであろうコトは、想像がつく。
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング)
日隅さんが、何度もブログに書かれていた言葉を、これからも常に心に留めておこうと思う。