睡眠不足になると、満腹感を感じるレプチンというホルモンが低下し、食欲を刺激するグレリンというホルモンが増加する。ホルモンの分泌が異常になるために、満腹感が得られず食べ過ぎてしまい、肥満に繋がる。睡眠不足が過食を助長する。
また睡眠不足による過度の緊張から高血圧になる可能性もあり、これらはメタボリックシンドロームの初期で、続くとメタボが促進される。
十分な睡眠をとると、ホルモンの分泌は正常に戻り、さらに耐糖能障害も改善されるというので。糖尿病や高血圧にナラナイためには、充分な睡眠が必要なのだとか。
加えて、多くの人がやりがちな休日のまとめ寝も、夜眠れなくなるという悪循環に陥り、体のリズムを崩しやすくなるのでおすすめできないし、睡眠不足がうつ状態を引き起こすこともあり、免疫力も落ちるから、病になりやすく死亡率も上がる。
睡眠不足を含む睡眠障害の人は、認知症の発症リスクが5倍に、がんの発生リスクは1.8倍になるという。
更年期障害を抱える女性の50%以上もの人が不眠を訴えているというデータもあるというから、どうもあまり健康的な睡眠生活をしてナイ気がして来た。
前から疲れたら寝るコトが一番と書いてはいるが、中々、実践は難しいもの。
でも、これからは少しだけでもより努力して、良い睡眠を取る努力をしようと思う。