2012年09月01日

反日で誰が得をするのか

韓国でも、中国でも「反日」の風が吹き、日本でも愛国主義者的な発言が多く見られる様になっているが、韓国の事情も裏返すと日本の事情と重なって見える。

韓国では、「親の所得が増えれば、子の英語の点数も向上」として、親の所得は子どもの学力に反映し、とりわけ英語で顕著だと指摘されていて、1ヵ月の所得が100万ウォン(約7万円)多いと、子どものTOEICのスコアは21点高く、「所得格差と英語格差の連動」を立証しているのは、日本でも東大に入る親の平均所得が1000万円というのと一緒。

ともあれ、日本のTVでは製作費を安く抑えるコトで、広告料金の減少をカバーしようとしているタメか、韓国ドラマも昼の時間帯には流れている。

今回の対立で、新大久保の人手が少なくなっているという話もあるけれども、少なくとも家に居ながらにして見るコンテンツとしては、ある程度「韓流ドラマ」は定着しつつあるのではないか。

というのも、前にも書いたが、携帯電話会社と比べると、雀の涙しか電波使用料を払ってナイ上に、多額の補助を得たりしているTV会社が、番組をそっくり広告にして通販会社に時間を売ったりしていたり、朝から似た様な話題のワイドショーで時間を埋めるというコトが、あまりに馬鹿げているからだろう。

昼休みにしっかり寝てしまって、午後から仕事に寝過ごしてもマズイので、時間調整のタメにTVを付けるとなると、「韓流ドラマ」になってしまうコトがある。

ちなみに、子供の頃からドラマはドラマと割り切るタイプなので、熱狂的になる日本人俳優も存在しないのと同様、見ているからといって、誰かのファンでは全くナイ。

元々、人の名前を覚えるのがあまり得意ではナイから、韓国人俳優の名前はより覚え難いし。

ともあれ、ドラマを見ていて思うに、「外国に留学」というコトが頻繁にあるコトや、何事にも激情的になるというコトが、日本との最大の違いではないかと思う。

少なくとも、韓国と渡り合おうという気があるのであれば、日本ももう少し英語教育に力を入れてグローバル化を図らないとダメだなというコトが、ドラマを見ての感想だったりするのだから‥‥

余談を止めて、タイトルの話題に戻ると、こうして二国間の対立などが激化する時には、必ず誰がそれで得をするのかというコトを第一に考えないと、最終的に自分が損をするのだというコトだけは、必ず頭の中に置いておくべきだろうと、冷静に思ってしまう。
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この記事へのコメント
かなり昔の記事で「竹島なんかくれてやれ」をアップしたのですが、かなりのバッシングを貰った記憶があります。
皮肉を込めて書いたのですが、まともに受け取った方が多かったようです。
Posted by 俊樹 at 2012年09月03日 19:46
俊樹さん、煽りたがってる人に煽られてしまう人が多いですからね‥‥

裏を読むというコトが出来ないと、後々自分でババを掴まされるだけなんですけど。
Posted by koyuri at 2012年09月03日 20:26
 
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