2012年09月18日

新薬の危険性

禁煙薬で自殺したり運転中の意識障害を引き起こす事案が起きているという。

その話を読んで思い出したのが、子供達が小さかった頃の漢方に強いドクターの話。

新薬を有難がる傾向は強いだろうけど、新薬承認のテストというのは、そんなに多くの人を選んでするワケではナイ。

当然ながら、健康そうでアレルギーと無関係の人が、治験の実験台になりやすい。

つまり、新薬が市場に薬として出された場合には、それからが本当の人体実験になるのだという。

漢方薬とか、昔からの薬というのは、何千年の歴史の中で淘汰される可能性が高いタメ、副作用がナイとは言えないが、安全な可能性は高い.

つまり、死が差し迫っていて、新薬以外に助かる道はナイという場合なら、ともかく、一般的には副作用を考えて、先ずは、漢方薬でナクても、過去からある薬を飲んだ方が安全だという。

確かに、禁煙をした方が良いが、薬で止めようとして逆に自殺したり、意識障害を伴うのであれば、本末転倒になりかねない。

何事も、リスクを知った上で、どちらが有効かというコトは、自分で決めなくてはナラナイ。

我が家の御客様の中にも、自分の意志だけで禁煙された方が居るけれども、どう考えてもそちらの方が安全なのは言うまでもナイ。
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この記事へのコメント
いま使っている心不全の新薬、結構わたしには合っているようです。
Posted by 俊樹 at 2012年09月19日 20:08
俊樹さん、それは良かったですね。

ときめいてらっしゃるのも、かなりの薬になっていると思いますよ。
Posted by koyuri at 2012年09月19日 21:04
新薬もそのリスクを知った上で治験に参加することは他人が止めることはできないと思いますが、新薬でなくても効果が認められる薬で治療できる方はその方がリスクは少ないでしょうね。難病で新薬を試されている方も患者さんの身内にいますが、副作用も少なくないですし、かと言って、症状に軽減も無いと言っていましたし、代償は大きいとも思いました。
Posted by 鍼医K at 2012年09月19日 22:43
鍼医Kさん、新薬も効くという方には朗報なのですが、効かない人や、逆に体調を崩す人も多いのだというコトを、正しく理解していれば、何の問題もナイと思います。

要するに、効かないのに、そのまま継続して悪い結果を呼び込む危険性さえ、承知していれば試すも試さないも、自己判断で決めるコトですから。
Posted by koyuri at 2012年09月19日 22:52
 
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