さほど変わらないのだなというのが、こちらの本の感想。
ユング心理学から見た結婚・離婚―現代日本の男と女
ともあれ、この本の中に「知的な学者タイプの人は感情面がゼロ」という言葉があり、確かにそうかもという気もするなと思っていたら、「お見合いは、何人目から本気を出すべきか?」というトピックスを見つけた。
ちなみに、この答えを何十年も前に知っているのだが、というのも友人が京都大学の大学院生と付き合っていた時に、この話題を出されたそうで‥‥
もしかしたら、二人は結婚するのかもという感じだったのだが、恋人に向かって、こんな話題をするのかという思いに、友人はチョット冷めたらしく、結局、その後に卒業を期に別れてしまったのだが。
そう言えば前に御客様も、大学時代に友人になった男性が、「どうやって、仲間をコントロールするか探っている」みたいなコトを言われたので、『頭は良いけれども、怖い人』と思ってしまって、付き合うのを止めたという話をされたコトがある。
上記の本は、三十年程前に出た本の再販だったりするのだが、今、改めて読んでみても、そんなに違和感がナイ。
人間の男と女というのは、そんなに簡単に本性は変わらないのかもしれない。
だからこそ、昔の価値観と全く変わらない馬鹿げた政治家も、未だに存在しているのだろう。