米政府が国民の情報収集をしていたというコトは、事実として語られるコトは無かったモノの、ある程度は可能性としては語られていたと思う。
米国特務機関は米国市民らを監視していたという情報がマスコミに漏れたことについて刑事事件として告訴することを求めて、もし刑事事件となった場合、英国紙「ガーディアン」と米国紙「ワシントンポスト」の記者らが打撃を受け、米国当局とマスメディアの対立という構図になろうとしているらしいが、そもそも、ネットワークを支配するのがコンピューターである以上、誰もが情報を手に入れるコトが、可能になる時代に既になってしまっていると言えよう。
日本でも、マイ・ナンバー制度を導入しようとしているのは、国民のホトンド全てを知りたいからだろうし。
そもそも、過去の歴史を遡ったとしても、大事なコトは直接会い、他人に知られない様にする以外には秘密は守れないというコトは証明されている。
今回のコトは、推測だったコトが、明るみに出たというだけだ。
そもそも、銀行家にわざと飲ませて車で帰るように仕向け、飲酒運転で捕まったところを秘密捜査官が助けるというような仕事とかは、秘密組織ではよくあるコトだろう。
日本でも政府に狙われた人々が微罪で捕まり、マスコミが異常に叩いて、その人の地位を失墜させるという様なコトは、時々あるのだし。
だから、アメリカ政府のしたコトは正しいとは思わないけれども、我々はそういう時代に生きているという認識は持っていなければナラナイ。
どんなに正しくナクても、権力を手にした人々は、その維持に全力をあげるモノだ。
便利と秘密の暴露が繋がっているというコトを知った上で、生きて行く以外に我々の選択肢は無い。
この先、どんな風に事件の決着が見られるにしても、秘密にしたいコトは努力して守る以外にはナイというコトだろう。
そういう実情を知りたいと思うのであれば、
ヨリックの饗宴
上記の様な本を、時々読んで自分の頭で考えるコトだろう。