家庭用燃料電池や太陽光発電システムによって、電力を自給する人が増えているという。
その話題を、外国のサイトで知るというのも奇妙なものだが、思えば今年の夏は節電の広告をさほど聞かなくなった。
無論、電力会社が赤字になったので広告費を控えたという部分もあるだろうが、本当に電力が少なくなって停電する可能性があったのであれば、そうはならなかったハズ。
今年は、とんでもナイ猛暑だったというのに‥‥
京セラによると、同社の4−6月期利益は太陽光部門の売上高が44%増加したおかげで3倍以上に拡大したというし、積水ハウスによると、消費者需要全般が堅調なことに加え、代替エネルギーへの関心が高まっていることを受け、同社の5−7月期利益は前年同期比で倍増したというのだから、水素燃料電池や太陽光パネルを用いた自家発電は確実に増加していて、電力料金の値上げや福島第1原発の汚染水問題での度重なる失態で、新たなエネルギー源への関心が急速に高まっているのは間違いナイ。
日本は家庭用燃料電池については他の諸国より大幅に進んでいる。太陽パネルと組み合わせると、家庭では24時間連続で自家電力の供給が可能というのだから、このまま進めば原発で無理して発電する必要性は無くなるだろう。
他国との関係があるので、原発は必要なのではとおっしゃる方も居るけれども、もし、他国との争いというコトを考えるのであれば、既に小説では原発を狙って他国のテロリストが暗躍するというモノが何作も書かれているので、その辺のリスクを考えれば、原発の必要性はさほどではナイと言うと、大概の方は納得する。
そもそも、福島の原発の収束すら現状では無理なのだから、全ての原発が再び停止した今の状況を継続した方が良い。
目先のお金よりも、リスク・コントロールを最優先させるべきだろう。