2013年10月06日

チャンと治して欲しいなら

誰もが、病気になったら早く治りたいと思っているけれども、それにはコツがあるという話。


特筆したいのは、医者には不安に思うコトがあったら、なるべく全てを正直に話さなくてはイケナイというコト。

「判ってくれるだろう」と思っても、医師は患者の普段の顔色などを知るハズもないので、もし話下手な人の調子が悪い時には、誰か雄弁な人が付き添って、どう具合が悪そうかというコトをしっかり医師に伝えないとダメだというコトで、実話として、以前から便秘気味な男性が、便秘薬が欲しいと来院し、その二週間後にその妻が「夫は便秘ではナク、十二指腸潰瘍から出血していてだるかったのに、検査もしないで帰したのは変だ」と抗議して来た事例を挙げてます。

この時には、同席した夫が自分がそう話したからと言ったので、医療過誤にはならなかったけれどもというオチでしたが‥‥

ともあれ、医療過誤でもし裁判に勝訴したとしても、手当が遅れて死亡しては何にもなりませんし、医療裁判では中々勝訴しないというのが、日本では常識なのですから、やはり損をしたくなければ、自分の症状を事細かに医師に伝えるコトが大切というコトでしょう。

この本の全てが正しいかはともかく、今の医療は専門分野が特化して来ているので、専門外までカバー出来る医者はホトンド居ないので、診療科が複数ある医院などでは、最初に書かれている科目が最大の得意診療なのだと理解して受診するコトを勧めてます。

マタ、検査にはリスクもあるという警告もしていて、検査は交通事故と同程度か、それ以上のリスクがあるということをまず認識し、そのリスクをより軽減する為に、施設を選んだ方がいいし、どんな病院でもリスクはゼロではないと。

完璧な医療を期待して医療ショッピングをするよりも、自分自身の患者力を高めた方が、良い医師と巡り合えるというコトだそうです。
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