2013年10月20日

対価としてのお金

常々、思っているコトで、時々お客様とも話すコトと類似の話題がネットに出ていたので、本日はそんな話を。

そもそも、お金を払う行為はその値段でイイと思ってするのだから、あくまでもサービスはおまけ。

無論、支払って貰う方が態度が大きいのは問題(俗に、殿様商売と呼ばれている)だが、何もひれ伏して押し頂く筋合いのモノではないハズ。

互いに、気持ち良く、有難がって別れるのがベストの関係だろう。

何事も、「値は値のもの」というコトで、バカ高い店のサービスと類似のサービスを低価格の店に求めるというのは無理。

インターネットを使えば、平気で本社や口コミサイトに悪口を投稿出来るし、匿名でも大丈夫だからと、クレーマーになる人も増えている。

買い物をして清算後、「有難うございました」と言われた時に、せめて「どうも(ありがとう)」位は言えないのかと思うのは古い人間だからなのか。

ともあれ、若い人だから礼儀を知らないというワケではナクて、今はかなりの年齢の人の中にも、常識が不足しているのかと思う様な人が存在する。

例えば、長野県は温泉が豊富だが、大勢の人が入浴する場所で、自分好みの温度にしたいからと後から入って来て、黙って水をバンバン入れてしまう人には、本当に驚いてしまう。

少なくとも、既に人が入浴している時には、「水を入れさせて頂いて良いか」と聞いてから入れるべきだろう。(相手は嫌でも、そうは言えないだろうし)

と、思えば先に入浴していて、自分は身体が温まっているからと、ドンドン水を入れていて水風呂にしてしまいかねない人も居る。

後から入る人は、外気に触れた裸で入るのだから、あまりに低い温度だと身体が冷えて、風邪をひきかねない。

熱くナイお湯に長く浸かる方が体に良いとは言っても、自分専用の湯殿ではナイのだから、他人はどう思っているのかを尋ねるべきだろう。

自分も客だが、他人も客なのだという自覚がナクて、自分の都合ばかり押し付けるのが平気な人のクレームを全て聞いていたら、きりがナイ。

商売を左右するのは、実際の口コミ。

「類は類を呼ぶ」と言われているので、他人に迷惑をかけるのが平気な人にまで気に入られるべく努力すれば、そういう人々がドンドン増えて、一般の人が迷惑するというコトも考えて商売すべきではなかろうか。
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この記事へのコメント
「お客様は神様です」というフレーズから提供側とお客の関係が崩れていったという話を聞いたこともありますね。お互いが対等で良いはずなのに、勘違いした人が大手を振ってしまう状況には違和感を感じますね。互いに相手に少し配慮できればトラブルや嫌な思いは減ると思うんですけどね…
Posted by 鍼医K at 2013年10月22日 23:41
鍼医Kさん、金を払えば全てが許されるというワケではありませんからね。

人間としての、モラルは大事にしないと。
Posted by koyuri at 2013年10月23日 20:04
 
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