2013年11月02日

人生は思い通りにはナラナイ

世の中のお金で買える欲しいモノと、お金で買えない欲しいモノがあり、そして、本当に欲しいモノは絶対にお金で買えない可能性が高い。

卵子凍結を健康な独身女性にも認めるというコトになったけれども、完全に気に入った男性を自分の夫に出来るとか、自分の理想の子供が手に入るなんてコトはあり得ない。

子供は、自分の希望とは全く違う人生を歩みたがるかもしれないし、時として一生親の保護が必要な障害を持って生まれるコトすらある。

何々が、可能になったと言っても、可能性が広がったというダケで、可能性が100パーセントあるというワケではナイのだ。

独身で一生を終えるコトは、あくまでもその人の選択肢ではあるから自由なのだが、自分の子供が本当に欲しいというコトであれば、様々なコトに対して妥協する必要もあったりする。

少なくとも、男性と違って、自分で産んだ子供は、他人から卵子提供を受けでもしない限り、確実に自分の子供であり、卵子提供を受けたとしても、全く自分と無関係とは言い切れないモノなのだから。

仕事柄、「やはり子供はあまり歳をしない内に産んでおきたかった」という方にも遭遇する。

タダ、どんなに高齢出産でも、自分の子供を産めた方は、「大変だ」「大変だ」と言うけれども、産まないよりは良かったというニュアンス。(中には、例外もあるかもしれないが)

肉体は、絶対に老化する。

不老な人というのは、存在しない。

で、あればこそ、ある程度で手を打って、自分の子供をこの世に残すという選択も、そんなに悪いコトとは誰も言えないだろう。

卵子凍結を絶対に病気の人以外にしてはイケナイとは言わないけれども、必ずしもその結果がバラ色ではナイのだというコトを、もっとハッキリ言う人が存在するべきだと思うのだけれど‥‥
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