2013年12月25日

TPPでサプリも規制緩和か

サプリメントなどの健康食品に機能性が表示できる規制緩和を実施することが閣議決定され、15年度以降は一定の基準の下、企業の自己責任によって健康食品にも機能性表示が可能となるという。

特定保健用食品(いわゆるトクホ)と栄養機能食品だけが機能性を表示でき、そのタメにかなりのお金が必要だったコトを思うと、それらが結果的に価格に上乗せされていたのだから、普通に考えれば良いコトではあるのだが、健康食品に対しては、愛用者も多くいる一方で、いかがわしい企業が存在することもあるので、より一層の自己責任が我々に課されるコトは間違いナイ。

ともあれ、食用油で初めてトクホに認定された「花王エコナ」に発がん性物質が含まれていることが分かって販売中止に追い込まれた時も、政府は責任など負わなかったのだから、トクホも無意味といえば、無意味の存在だったのかもしれない。

それにしても、TPP絡みの外圧があれば、パッと変わってしまう行政というのも、何をかいわんや。

医療費を抑える原動力になるのか、それとも薬害的な問題を引き起こすのか。

消費者である我々も、注意深く見守らなければ、大変なコトになるに違いない。

ただ、そんな決定がなされたコトも、あまり報道されてナイので知らなかったのだが、今は大きなニュースがあると、そればかり報じて、その他の知っていた方が良いニュースを耳に出来なくなってしまった。

視聴率ばかり気にして、ニュースの時間を拡大したとしても、色々な特集番組を組み込んでしまったりしているが、それよりもズバッと直球で勝負する人々がより大勢存在して欲しいものなのだが‥‥


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