2014年02月03日

タミフルは効かないかもしれない

各国政府はインフルエンザの大流行に備え、スイスの製薬大手ロシュ社の抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」を何十億ドル分も備蓄している。しかし、この薬が発症を本当に予防できるのか、医師たちは判断できないでいる。

研究者は閾値(しきいち)(刺激となる最小限の値)を動かして達成しやすい目標値を設定したり、曖昧な統計的手法を用いて効果を強調したり、副作用を控えめに見せたりするかもしれない。また、もし都合の悪い結果があれば、その書類は引き出しにしまい込まれる可能性が高い。悪い結果を好む人などいないからだ。

ロシュ社は、世界中で備蓄されている抗インフルエンザ薬「タミフル」の詳細データの公表を、素人では正しく判断できないだろうという理由で長年拒んできた。独立研究機関コクラン(Cochrane)は、データの6割が伏せられていると主張。2009年にロシュからデータを受け取ったが、そのデータに偏りがあることを示す証拠を発見している。


という話題には、本当に驚いた。そういう報道は、あまり日本でされてない様に感じるからだ。

にしても、備蓄をしてしまった薬が、実際の流行時に効かなかったとしたら、どうなるのか。

やはり、自力で免疫力を高めて、病原菌に感染し難い身体を作っておくのが、最大の予防法に違いない。
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