2014年02月07日

こんな会社で大丈夫

バブルの時代にトリプルAだった山一證券がその後破綻して、あの格付けは何だったのかという思いをしたものだが、今となってはそれは環境の変化なので仕方がナイという気もする。

けれど、それを上回るとんでもナイ会社が優良企業と思わされていたのだなと改めて驚いたのが、東京電力。

東京電力が新潟県に対し「福島第1原発事故直後に炉心溶融(メルトダウン)を認識できなかった」とする内容の報告をしたというのだが、東電の社内テレビ会議で、副社長と発電所側が「メルト(ダウン)でいいですね」「結構です」とやりとりをしていたと思うと、「そもそも原子炉を8時間も空だきしておいて、解析しないでメルトダウンしたかどうか分からない組織が、原発を運転する資格はない」と言う、新潟県知事は本当に正しい。

そもそも、東京電力はストロンチウム90の測定は分析中で、全ベータの最大濃度は1リットル当たり90万ベクレルと説明してきた。ところが、ストロンチウム90の測定がほぼ正確で全ベータの測定が誤りだったことが判明。

ストロンチウム90(昨年7月採取)の最大濃度は500万ベクレル(法定基準30ベクレル)で、全ベータの推定濃度は「1000万ベクレル程度に跳ね上がる可能性がある」。

昨年10月、全ベータの測定法のミスを認識し、測定法を変更。その後4カ月間、測定ミスを公表しなかった。東電福島広報部は「(測定ミス隠しは)意図的でなかったが、誤解を招きかねないことに思いが至らなかったと反省している」
と言われても‥‥

とてもではナイが、そんな会社が原子力を操っていると思うと、背筋が寒くなり過ぎ。
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