笑うのはストレス発散になるというコトは良く知られていますが、それを研究した本がこちら。
実験によると、脳内リセット効果をもっとも発揮するのは、「深い眠り(ノンレム睡眠)」で、次に「涙を流して泣く」、「楽しい笑い」の順。
しかし、精神的ストレスが強く、睡眠をとりたくてもとれない場合がある時は、睡眠障害を薬物で治療するけれども、同時に「泣く」ことを指導すると良い。
「楽しい笑い」は、強い精神的ストレッサーがある時はおきないので、何が何でも「笑う」というのは難しい。
仕事に「没頭」しすぎて、ボロボロになるというは、最初は苦痛でも、没頭し続けると苦痛が麻痺して、さらに没頭してしまうから。
気付いた時には、精神的にも、身体的にもねストレスとしての症状がかなり進行していて、中にはストレス反応の疲弊期に入り、心を患い、時に死を選ぶということもあるので注意が必要。
プラス思考で、精神的ストレッサーを可能な限り無にして、自然治癒力を高めると良い。
「没頭」するなら楽しいことにすべきであって、「深い眠り」と「泣く」、「楽しい笑い」、「セックス」や「楽しい食事」などを利用して、脳の中をリセットして、精神的な疲弊と無縁になろうと書かれています。