と言うよりも、変えようと努力するしかナイのではないかと思う。
三十年以上前の話だが、医学生だった人が新年会の席で雑談をしていた時に、「国家試験が心配だ」と言い出した。
何故なら、二浪して大学に合格しているので、「負け癖」が付いているのではないかと不安になるのだと言われて、同席していた二人の友人方達も、一様に頷いていましたが、翌々年の結果はまず「不安で仕方がナイ」おっしゃられただけが、その三人の中では一人だけ不合格でした。
「願うだけで望みがかなう」というほど簡単ではナイと思うけれども、やはり失敗するかもと思い続けていると失敗しやすいと思う。
成功している自分をイメージしても、必ずしも成功が約束されるとは限らないが、少なくとも「自分はダメな人間だ」と思っているよりも、成功の確率は高まるだろう。
今日、読んだ本は、
上記の本なのだが、稀代の天才だったが故に、自分を追い詰めて行って、破滅した感じがしてならない。
年代的に少し下なので、生きている時もそんなにファンでは無かったが、それでも何曲かは口ずさめるのだから、本当に一世を風靡した歌手だったと言えるだろう。
行き辛さを訴える人々が、熱狂的ファンになるのも頷ける。
ユーミンの曲ではないが、「人混みに流されて変わってしまう」のがイイのか、悪いのかはさておき、人生というのは、ある程度自分で折り合いを付けなければ、行き辛いモノ。
妥協出来るトコは妥協しようとした方が、逆に譲れないモノだけは守れるというコトもある。
人生を生きる上で、「願えばかなう」可能性が高いと思った方が、生きやすいのであれば、それはそれで良いのではないか。
タダ、だからと言って、深みにハマって宗教的に盲信する様になると問題だが。