世の中には、色々なコトを研究する人が存在するもので。
フィンランドのアボアカデミー大学の研究によると、何歳になっても男性にとっての理想の女性は“20代半ば”なのだそうです。
その理由を、20代半ばの女性は繁殖力が高く、子どもを産んで男性の遺伝子を継承する可能性が高いからだとしています。
一方、女性は、男性が同年齢または少し年上が最も魅力的だと思うのだそうです。
という話を聞いて、さほどビックリしないのは、時々頼まれる縁談や御客様の話を聞いているから。
ともあれ、この結果から結婚に結び付く可能性が高いのは、男性が三十歳前後で少し歳の若い女性というカップルになる。
しかし、今は晩婚化しているので、その条件だと無理な人も多い。
つまり、我々の若い頃の女性の様にクリスマスケーキみたいに売れ残らない内にと、二十代半ばであせって結婚するか、さもなければ男女共に条件を緩和するしかナイ。
要するに、結婚をしたいのであれば条件は二の次にするか、自分の意思を貫きたいのであれば幾つになっても自分の理想を貫くかなのだが、当然ながら結婚が可能になる確率は前者の方が高いと知るべきだろう。
現実に結婚して何十年もの人々と会話していると、結婚してみたら結婚前の予想に反していて、長く生活してみると、実際は理想とは大違いだったとおっしゃる方々がとても多いのだから、そもそも結婚前は誰しも、自分を良く見せようとしているのだから、そんなに理想にこだわる必要性があるのかどうかも判らないが‥‥
ちなみに、三十過ぎて結婚したのは、当時としては珍しかったが、今ではもっと晩婚化しているのだから、人生に何が正しいかとは一口では言い難い。
されど、子供が欲しいと言うのであれば、当然結婚適齢期は決まって来るし、子供が居なくても構わないというのであれば、人生の全ての時期が結婚適齢期と言えるだろう。