まだ再稼働などと
東京電力福島第一原子力発電所では1号機の原子炉内で核燃料がほとんど溶け落ちている状態であることが明らかになったが、名古屋大学と東芝は20日、1号機と同じように、宇宙線「ミュー粒子」を利用して調べた結果、2号機でも原子炉内の核燃料が少なくなっていることがわかったと発表したそうだが、今頃になってこんな結果が判るというのも不思議。
鋼鉄製の格納容器を突き抜けてコンクリの床まで垂れ落ちてると考えるのが自然ではないかという話題は、既にこのブログの過去ログにある
小出裕章講演会の際にも語られていたコト。
起り得る最悪の話題を回避して、あって欲しいコトばかりで誤魔化し、どうしても誤魔化しきれなくなっても、時の移ろいによって、関心を削いで責任を回避するというのは、第二次世界大戦の時と類似の行動。
間違ったコトに対して、真摯に自己批判をせず、時間の経過に従って風化させるというコトでは済むコトと済まないコトがある。
何れ、その辺りが明確になってしまえば、世界の日本に対する信頼は地に落ちるであろう。
何としてでも、過ちを一刻も早く認めて、改善すべきは改善し、謝罪すべきは謝罪すべきであろう。
嘘で嘘を上塗りする様な真似はしないで欲しいものである。
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Posted by seitaisikoyuri at 23:08│
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こんばんは
普通に考えて原発はストップにするべきだと
誰でもわかる筈
40年運転して廃炉に30年以上掛かる
低コストで済むわけが無い!
廃棄物処理の見通しも立ってない
処理場はこれまで原発マネーを受けてきた自治体に
建設すればいいのだろうけど
すんなりとは決まらないだろう
我が国は着地が見えない事業を始めてしまったんだと
落ち込んでしまいます
何とも恥ずかしい。情けない、重大な問題を先送りしてどうなるもんでもないでしょうに。此れが恥ずかしながら、日本人の体質なんでしょうか?責任転嫁と対応の遅れ、それが被害をどんどん拡大させる。そして隠す?バカじゃなかろうか!
k-hirataさん、そもそも無毒化が何年経っても今の所、不可能な物質を作り出すというのは、正気ではありません。
せめて、原子力廃棄物の無毒化に成功してから、利用を考えるべきだと思います。
飯塚さん、おっしゃる通り、責任転嫁と対応の遅れと隠蔽、何時までもそんな誤魔化しで、世界が許してくれるハズもありません。
島国だからと、それで許されて来たコトの方が変なのですから。