人をダマして、自分が生き延びようととする人が居る。
そういう人達の養分にならずに済むには、どうすべきかを説いた本がこちら。
どうして簡単に、人を信じてはイケナイのかというコトを丁寧に説明しています。
人を信じる気持ち自体は尊いが、信じることとそうであって欲しいと願望することは別なのに、一方的に相手を盲信していては、裏切られたと感じるだけ。
己の責任において、相手の言葉を咀嚼し吟味し吸収すべきものは吸収し、受け入れるべきところは受け入れるという態度が必要。
権威を信じたり、肩書きに惑わされたりしてたのでは、物事の本質を見極めるコトは難しい。
口コミも信じて良いかどうか、専門家や成功者も必ずしも本当の事を話すとは限らない。
そして、耳障りの良い言葉に「すり返られる」と騙されやすいのが日本人。
クレーマーの意見を聞き過ぎるよりも、褒めてくれる人を大事にして、自信を高め、やる気を起こすコトの大切さを説いてます。
身の丈にあったものや、ちょっと背伸びすれば届くものを学んで、少しづつでも成長するのが良さそうです。