2015年07月24日

一風変わったラブストーリー

トラウマを心に抱えてしまうと、中々それを捨てるコトは難しい。

虐待の連鎖というコトもあり、逃れようとしつつ、問題のありそうな相手に魅かれてしまうというコトはある。

でも、鎖は決して千切れないものではナイという希望を与えてくれる小説がこちら。


後半、登場する長期記憶が出来なくなって大学を辞した教授の話が、この小説の奥行きを深くしている。

それが無ければ、下手をすると薄っぺらい話になりそうなのに、逆に考えさせられる話へと変えられ、読後感が全く違った印象になっている。

人は、過去を変えるコトは出来ないが、過去に縛られて生きる必要はナイ。

我々は生きるのは、今だけであり、やがて来る未来なのだというコトを教えてくれる一冊。
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この記事へのコメント
僕のはトラウマいうのかわかりませんがね?
長野県南安曇郡に在住してた?してる?大学の同級生の子が忘れられなくて、未だに時々、想ってたりしてます。
Posted by 智太郎 at 2015年07月25日 20:18
智太郎さん、それは未練というモノでしょう。

どちらかというと、男性の方が終わった恋を引きずりますからね‥‥
Posted by koyuri at 2015年07月25日 20:55
 
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